先月、東武野田線新鎌ヶ谷駅のロータリー横に東経140度線と記したラインが登場した。
鎌ヶ谷市のちょうど真ん中を通り、北はロシア、南はインドネシアやオーストラリアを通っていると、看板に書いてあった(現在はとりはずされている)。

通りがかりにラインの上で記念撮影をする人や、子どもに「とうけいってな〜に?」と聞かれ、答えに窮するお母さんも。

学校で使っている地図や旅行案内の本を広げてこのラインの先にある国や都市に思いを馳せ、ちょっと調べてみるのも面白い。
遠くの人々と見えない線で繋がっていると思うと、地球にロマンを感じる。

140度線から見る世界中の人と人のつながりの不思議を感じ、3.11の震災の時にこの場所で帰宅難民になり、迎えの車に見ず知らずの人を乗せて柏へ帰った思い出もよみがえった。 黒澤 記

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