千葉で、最初で最後!?
島根県の伝統芸能「石見神楽」が、東武線六実駅そばの呉服店「
きもの川久」で3月29日から4月1日まで特別公演を行いました。
まずは「恵比寿」。
ご存じ恵比寿様が鯛を釣り、お客さんにアメをふるまう、人気の演目。
途中スモークもたかれ、投げられるアメを拾って童心に帰れました…
そして大人気の「大蛇」。
素戔嗚尊が八岐大蛇と戦うおなじみの物語。
大きい会場なら、蛇は8頭出るのですが、和室とあって2頭のみ。
しかし、狭い会場ならではの迫力を楽しむことができました。

大蛇はまるで生きているかのよう。

まわるし。

スサノオ乱入。刀を振り回しての死闘。酒を飲んで酔っ払ってるはずの大蛇ですが、ものすごく強い!
手に汗握る演技でした!
大蛇は、竹と紙で作られているそう。
激しいアクションでもまったく傷つかず、大蛇の動きを見事に表現。
そういえば、人形の織原さんで聞いたお話では、戦国武将が使った兜でも、和紙を漆で固めた「紙小札」が軽くて丈夫な素材として使われていたとか。
日本の文化はまことに素晴らしい!
楽屋から、大蛇のしっぽがはみ出てました(*´∇`*)
川久さんは、多くのコレクションをお持ちですが、会場は国内外の「竜」をモチーフにした着物や織物を飾り、店頭には昭憲皇太后の袿や十二単も展示。
歴史好き・着物好きには本当にたまらないお店です。
今年は古事記編纂1300年。
川上道久社長が、誰にでもわかる古事記として
こちらにまとめてくださってます。 小川原記

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