自慢のお庭を見せたい、素敵なお庭を見たい……
今、オープンガーデンが人気です。
今年9回目になる流山のオープンガーデンをご紹介しようと、主催の花恋人(カレント)代表のKさんの御宅に伺いました。
江戸川台エリアはオープンガーデンに参加する方が多いエリア。
落ち着いた住宅街で、どちらも美しい庭やエントランスを誇っていそう。
その中でも…「あっあそこでは?」と遠くから見てもわかったのが、Kさんの御宅。
よく、そういわれるそうです。
まず表からはお庭はあまり見えません。
見上げるほどの樅の木とシャラの木が、目隠しになってます。
樅の木の芽だしがきれい!
それにしても立派な木。もしかして冬はクリスマスツリーになる??
と質問したら、Kさんは「ええ、あそこにまだ飾りが残っていますよ」
おお、見ると取りきれない飾りが! シーズンにはまたすごいのでしょうね。
その木の向こうに、Kさん自慢のお庭が。ハーブや花、樹木がもう、いろいろ……何種類くらいありますか??
「数えたことないです(笑)」
Kさんがここに居を構えたのは約30年前。
その頃はお子さんも小さく、そしてこの樅の木も小さく、庭は子どもたちが遊べるように芝生が敷き詰められていたのだそう。
しかし子どもたちとともに樅の木も成長。
徐々に日当たりが悪くなると、芝生も刈れてしまいます。
日陰に合う植物を、お庭にあった装飾を……毎日いろいろ手を入れているうちに、今の形になったのだとか。
この日、庭先でKさんは頼まれているハンギングを制作中。
取材当時は、庭の花が少な目でしたが、オープンガーデンの頃にはまさに見ごろになるそうです。
大きな庭園と違い、一般の住宅なので、大勢お客様が見えると身動きできなくなるので、順路を設けて見ていただくとか。
通路になる部分は、ヨーロッパ風のアプローチになっていて、これなら大勢のお客が歩いても安心。
ぐるりと巡って、裏手の方までたっぷり楽しんでもらうとか。
「いらっしゃい」
と、見ると男性がこちらにカメラを向けてます。
なんと!ご主人が「逆取材」!?
「この階段の手すりも、あのパーゴラも主人の手作り。
うらやましがられます」
ええ!
このお洒落な手すりや、あの壁の色に映えるパーゴラが手作り!
ご夫婦で庭造りを楽しんでいらっしゃって、まさに理想的。
毎日どのくらい手入れをされるのでしょう……と伺うと、毎日朝、掃除と草取りなどで1時間半、今日は時間があるな、と思ったら剪定や植え替えなどで、一日かかることも。
背の高い木も、基本的にご夫妻で手入れされるそうで、「背筋も伸びるし、いい運動になります」とはつらつとした笑顔を見せてくださいました。
流山オープンガーデン2013は、5月26日(日)〜28日(火)の3日間。小川原記

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