7月8日、柏市では振り込め詐欺被害撲滅に向け、安心安全に関する自治体の集まりである、全国安全都市会議と協定を結んだ。
調印の現場を取材。

今後、市内老人クラブ会員約6000人を対象に、被害の実情や未然に防いだ体験例をアンケートや聞き取りで調査。
その結果をもとに、同会議が発生地点や被害者の特性、などを科学的に分析し、来春までに抑止プログラムを柏市に提案。
「今まで、個人保護条例の壁でできなかったことが、柏市の協力で実現できることは画期的。
全国でも初めてのことなので、実効性のある項目を提案してさらに広めたい」と同議会も柏市の取り組みに積極的にかかわる意向。
「今回の分析を基に詐欺被害を減らす良いヒントが得られるとうれしい」と秋山浩保市長の期待も大きい。
卑劣な振り込め詐欺を未然に防ぐには、地域ぐるみで目を光らせ、声を掛け合うが効果的と思う。 黒澤 記

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