10月6日火、柏市教育福祉会館でNPO法人「老いじたくあんしんねっと」創立10周年記念講演が開催され、約60名が参加。
同法人は、遺言・相続・高齢期ライフプラン・青年後見の専門家ら32名によるネットワークで、伊藤弘之理事長を中心に「老いじたく」について広く市民への啓蒙活動に奔走中。
記念講演は、秋谷正氏(柏市高齢者支援課課長)が「柏市の高齢者施策について」をテーマに市の高齢化の現状や、在宅、居住系、施設サービス、在宅介護サービスなどの実情と、老後に備えて健康で多様な社会参加を促す「いきいきプラン」の取り組みを報告。

柏公証役場の寺島健氏は、「老いじたくと公正証書」と題し、「公正証書の活用法」を伝授。遺族間でもめないための安全、確実で有効な遺言証書の残し方や証書類の作成法なども説明。
同法人は2007年から柏市と協働で毎月2回相談室を開設(予約制6名)。
2010年から野田市商工会会議所でも毎月1回実施(予約制3名)。
高齢期に入ったら、そろそろ老い自宅について考えてみませんか?
来月11月21日土は取手市でも講演会を開催。
「遺言書の作成」をテーマに取手福祉会館で午前10時から正午まで。
定員30名(要予約)。
資料代500円。
申し込みは、☎04(7169)4165 同NPOへ。 黒澤 記

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