2月12日金、柏市のアミュゼ柏で「第3回千葉県東葛地区人権サミット」(NPO法人 人権ネットワークPEaCE21主催)が開催された。
第一部で「児童相談所の役割と子どもたちの現状について」をテーマに同NPO法人理事長であり千葉県柏児童福祉所勤務の三田茂男氏が講演。
冒頭、「すべての人権が尊重され、差別や偏見をなくすよう、知的理解だけではなく、行動に移して欲しい」と強調。

虐待かどうかは子ども側の定義と捉え、親の立場で子どものためを思ってと強くしつける(何時間も正座させる)などはその子にとって有害(虐待)になることも。
子どもの面前での激しい夫婦喧嘩も心理的虐待になるなど事例を挙げて説明。
家庭で何気なく行っている行動や、子どもに投げかけている言葉の中にも虐待につながることがあるという。
虐待の通報については他人の家庭に踏み込むことにもなりかねないが、惨事になる前にちょっとした目配りとおせっかい通報が大きな役割を果たすという。
子育てを終えた(?)身にとって思い当たることはなかっただろうかと考えてみた。黒澤 記

0