杉村楚人冠が我孫子に定住する時に建てた母屋が現在、我孫子市指定文化財として保存されている。
その杉村楚人冠記念館で開催の企画展、ことばに向き合う〜新聞記者杉村楚人冠の国語論〜を取材。

楚人冠は大正時代に臨時国語調査会に加わっていたため、当時の国語国字問題に関する貴重な資料が残っている。
古きよき時代の面影を保つ館内では、5つの項目に分けて資料を展示。
大正から昭和初期にかけての議論の内容を、記念館ならではの珍しい資料もあるので必見。

同展は10月2日(日)まで開催。
解説、案内の希望は事前申し込みの場合のみ受け付け。
月曜休館(9月19日は開館、20日は休館)。
入館料一般300円、高校・大学生200円、中学生以下無料。
我孫子駅南口下車徒歩9分。
問い合わせは☎04(7182)8578 同記念館へ。黒澤 記

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