4月16日(日)、朝日新聞販売所主催の無声映画の会が柏駅前のキネマ旬報シアターで行われた。上映を楽しみにしている人も多いようだ。
バスターキートンやハロルドロイドの懐かしい映画に女性弁士が当意即妙に声を当てる。
今回上映の「拳闘屋キートン」は70分と長編ながら、全体の場面展開とアクションシーンの動きが早く、時間の長さはあまり気にならない。
お坊ちゃまのキートンが、ちょっとしたすれ違いからプロの拳闘屋と引き起こすドタバタだ。
お坊ちゃまなりの無欲と、少々のずるさ、周りの気遣い?と最後の本気モードで彼女との幸せを引き寄せる内容が和めた。

上映会に参加した読者は女性2人の声優さんがいつ交代したかわからなかったと驚いていた。
ライブ感も堪能。
アンケート用紙への記入も熱心に書いてくれて、次回への期待がこめられていた。
時代を越えて面白いものは面白い。黒澤 記

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