IBF世界スーパーバンタム級3位で柏市のセレスボクシングスポーツジム所属の岩佐亮佑が9月13日、エディオンアリーナ大阪で行われた2度目の世界王者挑戦で新王者となった。
柏の期待を背負った岩佐は、同級王者小国以載に対し、2回までに3度ダウンを奪った。
その後も岩佐の強烈な左ストレートが小国の顔を捕らえ、口の傷とダメージからのレフェリーストップで6回2分16秒TKO勝ちした。
セレス小林のリングネームで活躍した元世界王者の小林昭司会長と共に、悲願を達成した。
当日、セレスのある柏銀座通りではテレビ中継で岩佐を応援。
ルンビニ柏店、でん助、うどん市には、セレスの選手らが応援に駆けつけた。
岩佐がダウンを奪うと店内も盛り上がりを見せ、勝利の瞬間、大きな拍手が送られた。
セレス関係者も多く通うルンビニの代表のラズバンダリ麻子さんは「テレビ中継を店内で流すことで、少しでも応援になればうれしい」と話した。
ルンビニで応援していたセレスの選手らは「小さいジムから世界チャンピオンになれたのは、本当に夢が広がる」と大喜び。
試合前、岩佐選手も「ベルトを獲って次に繋げるから」と、後輩たちに話し、有言実行だ。
柏から世界へ。
次は柏レイソルの番だ。
竹川記

0