千葉県八千代市にある秀明大学の文化祭「飛翔祭」が11月11日に行われ、イベントの一つとして、同校女子水球部と日本体育大学女子水球部との招待試合が、同校の水球専用プールで行われた。結果は20対10で秀明大が勝利した。
両校が繰り広げた迫力満点の試合に、観戦スタンドから惜しみない拍手が贈られ、試合後に秀明大選手によるシンクロナイズドスイミングが披露され、スタンドを沸かせた。

水球は、男女ともにオリンピック正式種目だが、日本代表ですら活動場所の確保が困難というのが現状だ。
特に男子に比べて女子のチームが少なく、大学での実施校も少ない。
そこで秀明大学では、女子水球の普及と発展を願うとともに、水球選手の受け皿を増やしたいと、2015年に国内初の水球専用プールを設置した。
水球は7人(ゴールキーパー1人含む)で行い、プールの端に設けられた相手チームのゴールにボールをいれ、得点を競うスポーツだ。選手たちは常に立ち泳ぎをし、ボールを追って水中で激しい攻防を繰り広げ、シュート時に腰まで水上に浮かび上がってボールを投げ込む様子は豪快だ。あまり目にすることが無い競技だが得点の様子がわかりやすいので今後、機会があれば観戦したい。黒澤 記

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