東日本大震災の避難者を支援する松戸市の常設交流サロン「黄色いハンカチ」が5月7日、JR北小金駅北口近くに移転し再開した。
同サロンは、2013年1月から松戸駅近くで活動していたが、手狭になり、広めのスペースを確保し移転。
新しいサロンはアパートの1階2部屋に開設。
防災拠点として防災講座や被災の語り部活動、趣味やイベントなどの活動スペース、手作り品や防災グッズ、非常食の展示販売を行うカフェも開設。
オープニングセレモニーには、支援プロジェクトの関係者や住民など多くの人が参加した。

プロジェクト代表の小宮保子さんは、「支援の拠点ができてうれしいが、これからの費用のことや、支援の方法を考えると緊張する。支援からもれた方々のためにも、長く続けられるよう、自立した設備を目指したい」と強い決意を示した。
セレモニー後、新聞紙を折って作った容器にラップをかけた入れ物で、炊き出し防災カレーが振舞われた。

サロン内のカフェの名前は「街角ほっとタイムカフェ 散歩びより」。
本土寺に近いので散歩のついでに立ち寄って、コーヒーを飲みながら交流してはいかが? 黒澤 記

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