松戸市と羽田空港を結ぶ高速バスの運行が9月1日から始まった。
開通を前に、開業記念式典が8月29日、市内の戸定が丘歴史公園駐車場であった。
本郷谷健次市長は祝辞で「市民、事業者にとって、大変効果が期待できる。これを機に街の発展が期待できるので、市としても努力していきたい」と述べた。
東京外郭環状道路の高谷ジャンクション(市川市)―三郷インターチェンジ(IC、埼玉県三郷市)が6月に開通し、松戸市内に初めて高速道路が通ったことから、市がバス会社に運行を要請し、松戸ICも設置されたことから実現した。
京成バス(市川市)、松戸新京成バス(松戸市)、京浜急行バス(東京都港区)の3社の共同運行。
経路は新松戸駅西口〜松戸駅西口〜羽田空港で、この3カ所に停車する。
松戸→羽田空港は5便で、新松戸駅発は始発と次発の2便、松戸駅発が3便。
羽田空港→松戸は6便で、新松戸駅行きは最終と最終前の2便、松戸駅止まりが4便。
所要時間は松戸駅〜羽田空港が約70分、新松戸駅〜羽田空港が約90分と電車利用と大きな差はない。運賃は大人1300円、小学生以下が650円(いずれも片道)。
定員は1便52〜60人が定員。
竹川記

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