ももちゃんは9年ほど前に(定かではありませんが)「子宮蓄膿症」になりました。
最初に気が付いた症状は、トイレに出たり入ったりしている姿です。
すぐに、近くの動物病院へ連れて行きました。
エコーなどの検査を受け、「子宮蓄膿症」と診断されました。
ももちゃん、以前に「麻酔による急性腎不全」になった事があり、「麻酔」の言葉にトラウマになっていた世話人の考えで、避妊手術はしていませんでした。
※最初の病院でのやりとり
先生:「手術で子宮を取りましょう。」
リコ:「以前に麻酔による急性腎不全になった事があって、その時に`体質でなりました´と説明されたので、麻酔が心配なんですが…」
先生:「じゃあ、注射と薬で様子をみましょう。」
リコ:「わかりました。」
手術しなくて済んで、ホッとして帰宅しました。
数日たっても(再診にもう一度通いました。)、ももちゃんの症状は治りません。これで良いのか不安を覚え、以前通っていた病院(腎不全になった病院です。)へ行く事にしました。そこなら、「麻酔による急性腎不全」になった経緯も先生自身が分かっているし、何より今までのももちゃんのデータもあるからです。
「麻酔による急性腎不全」になってから、行くのを少しためらっていましたが、他に思いつく病院もありません。
※2軒目の病院でのやりとり
先生:「すぐに手術です。今日はこのまま入院して、明日します。」
リコ:「でも…麻酔は以前に腎不全になったので…心配なんです。」
先生:「そんな事を言っていたら、ももちゃんは死んでしまいますよ。」
「気をつけながら麻酔しますので、大丈夫だと思います。」
リコ:「…わかりました。お願いします。」
その日に入院して、翌日に手術しました。その後2日ぐらい入院したと思います。
病院でもちゃんとご飯も食べて、良い子だったももちゃん。
家に帰ってからはカラーを着けていましたが、後ずさりしたり、ぶつかってパニックだったので、私の考えで外しました。ほとんど付っきりなので、傷口に触るのも注意出来ました。
この経験から、病院によって対応の違いや、その後の結果も大きく違う事を知りました。
あの時に思い切って、病院を変えたのは良かったと思っています。
今でもその病院に通っていますが、その先生のハッキリした物言いが何故か自信を感じさせるのが理由です。
ちょっと自己完結型の先生で、お話しをゆっくり聞いてくれないのは残念ですが…何より的確な判断が出来そうな頼れる人ではあります。
※最初に行った病院で、腎不全になったここの病院名もお話しましたが「あの先生なら大丈夫でしょう。」と先生仲間にも評判は悪くなかった様でした。病院の良い悪いの判断は患者には分かりにくく、もっと情報が欲しいと思っています。


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