Sly & The Family Stone
ついに私はSOUL FUNK R&Bにおける最も偉大な伝説を目の当たりにする事ができました。
本当にすごかったです。
まるで夢の中の出来事のように思えるくらいです。
LIVE当日、私はMICKと恵比寿で待ち合わせしてタクシーで青山に向かう。
そしてBLUE NOTE東京に到着。
29番の整理券をGETできた。
そして、青山は骨董通りのラ・ボエムに入る。
まだLIVE開始まで4時間程あるからだ。
生ビールで乾杯をして、セビーチェやマルゲリータを食べる。
やはり腹が減っては戦はできんのであります。
キンキンに冷えた生ビールを2杯呑みほして、次にラムコークを呑む。
余談だが、ラ・ボエムのイケメン男性店員は俺らみたいな野郎2人組に対して素晴らしい接客をみせてくれた。
会計を済ませ、店を後にする時に、思わず『アイツ、イケメンだし、すげえ良いヤツだからモテるんだろうな〜』
と、ちびまる子ちゃんのハマジと永沢君のような会話をしてしまった。
そして会場時間が間近に迫ったBLUE NOTE東京に舞い戻る。
いるわいるわ。
SLYを一目みようと胸を躍らせてる人達がわんさか。
そりゃそうだ。なんてったってSLYだからね。
ウッドストックでのSLYのLIVEは本当に衝撃的だった。
映像でも観たし、レコードも溝が無くなるくらい聴いた。
とにかく半端無いです。
BOOTLEGの75年頃のLIVE映像もビデオで何回も何回も観た。
ド派手な衣装。ありえないくらいの大きさのアフロ。本当に最高です。
ただ、私がSLYを知った時、SLYは全くと言っていいほど活動をしてなく、雑誌やCDのライナー等を読むと、当たり前の如く凄い伝説を創った『過去の人』として扱われてきた。
だからLIVEを観れるなんて考えても期待もしてなかった。
しかし。
数年前、金髪のモヒカンで突然MTVに登場した訳です。
驚きました。
そして更に驚いたのが今回の初来日という訳です。
全盛期のSLYを観た事がある日本人って何人くらいいるのでしょうか?
おそらくすんごい少ないはずですよね?
もしジミヘンが生きてたら…もしジャニスが生きてたら…そんな事を考えつつBLUE NOTE東京のエントランスで整理番号29を呼ばれるのを待ちました。


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