ツアー最後の日おとなしく帰ってしまえば良いのだが…そうしないのが私だ!敦賀峠を越えると銀世界とはわかっているものの、雪を見てウンザリ、明日からまた雪雨の中の日々で働くのか…と思うときが重くなる。だからギリギリまで音楽したいという意識が最後まで止まなかった、敦賀市のかねてより行ってみたかった「A」に電話してみたが12月いっぱいでクローズしたとのこと、マスターとは過去4回電話にてやり取りしたが結局会えずに終わってしまった。再起される予定ありとのこと。期待したい。ライブハウスこと、アマチュアのレベルことに誰しもできそうなアコースティック系は経営は大変だろうと思う。しかし誰しもできそうな、出来るこれは一番大切なことではないか…プロでやってるフォークシンガーは専門音楽家であることはもちろんだが…自分の名前が職業になった人たちだ、そしてその生活は「私にもできる」と思う人達にレコードを買われ、ライブのチケット代チャージ代で賄われている。たとえ微々たる額でも、そんなアマチュアからプロになって貧しくとも、続けている人達はやはり凄いものだ、なかには愚か者呼ばわりする者もいるが、それを言っ
た人が音楽家、音楽人だった事実があり、随分ガッカリさせられた記憶がある、品性を問われれば人のこと云えないが音楽人だったのに音楽 に全てを捧げきったひとへの冷笑は絶対に許せないものがある。


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