さて3連チャン最後は輪島市路道こやけ祭り、夕焼け祭り世代の能登輪島市の中宮氏のセッティングにより実現した。中宮春夫はギタリスト、二回セッションしたがなかなかのギターセンスの持ち主、先月スタジオ(自作)にてセッションはツィンリバーブをフルボリュームで鳴らして夜寝付けなくなった経験をさせてもらった。早めに着き朝市通りのまちを散策、風呂に入ったり百円のカンチューハイを呑んだりするうち駐車場で鳶を餌付けしてる老人と話す「鳶に油揚げさらわれる」のことわざがあるが猛禽類だから足の爪やクチバシは恐ろしい。パンくずを急降下してタッチアンドゴーはさながらショーを見ているようで得した気分になった、鳶達が小さい子供のお菓子の袋をさらったりしないことを祈る。(私は少しネガティヴな考え方をしてしまうところがある)さて路道こやけ祭りである、中宮春夫氏よりかねてから言われていたピービー800wセッション500(ペダルスチール用アンプ)を持って来る。それと洋一郎さん用に65wピービークラシックアンプ(漏電してるが私のお気に入り)中宮氏は先日の電話で必ずラインアウトのついたアンプをと譲らず、私もペ
ダルスチールはマイク撮りで…と主張が真っ向からくい違いを見せていた、リハーサルでは音量下げを指示される。私、リハーサルではレパートリー外の「始まる場所は」などいろいろ弾き歌う。中宮氏「今日は人どうりがあんまりなくてー」の言葉どうり人が少ない。オマケに隣りの夜店のスピーカーがやたらうるさい。しかも音が割れまくってる、(うわあ!)気がそがれるが頑張った、洋一郎さんもだんだん良くなってきた。気がつけばだんだん人が集まって聞いてくれている「新しい海」「春」「国道8号線」状況はともかく中宮氏のオペレーターがついておられることでサウンドはいままでとは異なる側面が現れた。中宮氏曰わく、「PAオペレーターは絶対に必要やわいね!」の言葉には我々の違う角度から捉える考え方が存在することを強く感じさせられた。毎回恒例?のレクチャータイムでは能登のロック少年団(中年団か?)に「〇〇〇の曲も聞きたかった」と言われたりした。打ち上げは宿泊の前提で…洋一郎さんと中宮氏に宮武さんと中宮氏のバンドでキーボードの方、「乾杯!」ビール美味し!どうなることかと思われるたこともあったが乗りきった、洋一郎さんを
囲み「めんたんぴん」のほかのメンバーの動向のこととかいろいろ…しかし良いはなしが沢山あった、私、千田佳生が旅先で「富山県」と言うと「めんたんぴん はどうしてる?」と聞かれることがあるのだ、ビールは次々に缶が空いていき、よもやまばなしにはなが咲いた、最後の「天国の扉」で手を振る喜びを得たこと…久し振りの美味しいビールの席での語らいなかでの喜び、何時の間にか心地よい眠りの中にいられた。

3