なぜペダルスチールを弾いてるのか?実はペダルスチールを始める前にEギターで「ペダルスチールリックス」なるものに夢中になっていた、(私には人が興味を示さない事に夢中になるような傾向があるらしい。〇〇執着傾向と言うらしい。)きっかけは1977年の友人から貰ったプレイヤーマガジンの記事で平山雄一氏による「アメリカンギター」のストリングベンダーの効果を指でやってしまう ペダルスチールリックス なる興味をひく記事があって、そこでバーズのクラレンスホワイトを知り、アーレンロスを知った。この奏法は弦をベンドする以外の指は決して動かさず、しかも力がいり、微妙なテクニックを要する疲れる弾き方だった。アーレンロスのファーストアルバムを友人から借りてよく聞き、影響を受けた。「ルースター」という曲や「ファーザーアロング」を弾けるように頑張っていた。女性シンガーのマリアッチ風な曲が好きで何度となく聞き返したことがあった。こんなにすごいギタリストが何故、エリッククラプトンみたいになれないのか?なんて思ったかもしれない。マニアックの森に迷いこんでることに全く気づいてないのだった…。そし
て、ペダルスチールと出会い、ある程度弾けるようになり、前述の「何故?」の意味を考えた時、自分の音楽のシチュエーションを、方向性を、そして自分なりのやる「音楽とは?」っていうことを教えて貰ったプレイヤーの一人だった。ありがとう、アーレンロス!
ペダルスチールの音が好きだけど、楽器までは…って人にはペダルスチールリックスを今でも勧めている。

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