今年もアースデイがやってきた。「毎年のライブ」として私は考えていたが、今年は選からもれていたことを後から知り、寂しい気分になる…、今年もなんとか出られて良かった。会場を歩けば、さまざまな人に挨拶されるが、先方が覚えておられても、私の方が覚えていないパターンがあまりに多くてかなり申し訳ない気分になる…。今年はライブもなんだが、ストリートを心ゆくまでやりたいと思い、会場に臨んだが…これは後から問題を引き起こしてしまった。
会場にライブカフェがあるので、朝一番に出演、何も考えず「春」から始め、聞きに来られた燕照寺氏に聞いてもらうつもりで「ジェシカ」、そして「ルカパイパイ」と弾き、この日のため作った「アースデイ」を歌った。(ファンクナンバー)「ホーボーズララバイ」へとつなぐ。メインステージがと被らないようにここは入れ替え時間にしか演奏できない。それでも有り難い場だ。
メインステージの大谷を見て、彼らの色々な分野のプレイヤーを巻き込んでいく方法と自分の何もかも一人でやる方法に、「千田さんと大谷さんは対象的ですねぇー。」といわれる。まぁ現段階では、今のスタイルがもっともっとゆとりができれば…セッションメンバーも考えているが、逆に、一人でやることにも意義が有ると言える。ペダルスチール奏者ソロイストの可能性は主張したい。
メインステージは前の出演者が全く時間の観念が全く無く、大幅に時間をオーバーして、後々の出演者達が演奏できなくなることを気にする様子ガ無いのは少々イライラしてしまった。それも行政然とした話し方も鼻についてきていただけない。
ようやく、ステージに上がる。オープニングの「終末には(週末には)」の歌詞を全て変えて歌った。内容は「理屈ばかりじゃ世の中変わんないよ!」とか「カネに殺されるな!」とか…、「奪い合いよりも〜♪〜与え合う世の中に…♪〜」しかし「心に花を飾って〜♪」で終わる。カントリーを一曲やり、「IKOIKO」で終わる。反応は良かった、終わって色々な人に再会、小松市の「フルムーンカフェ」のマスターには懐かしい話を色々、また出させてくださいと頼んだ。
ストリートをやるつもりでエントランス方面へ、ここでも再会アキ君兄弟とは毎年セッションする機会が有る。しかし、音出して数分後に、「あ〜中止して、中止して」とそれでなくても会場運営でテンパッてるY君に咎められ、中止した。会場運営でご苦労だが…会場が「公共の場」ということもあるが昔ながらのアースデイが懐かしく尊く思われた、今年は「詰め込まれ過ぎた…」はストリートをやるには…だが…。「自由な場」は段々とストリートでも減ってきている…。いまストリートできる場を大切にしようと思った。
ともあれ、私のストリート行為の為来年から使えない。なんてことになったらシャレじゃ済まなくなる。数分のストリート行為で「来年はお断り」と管理事務所の顔色伺いながらの使用ならば止めたほうが良い。と、個人的には思う。個人的後味の悪さを残したが…、アースデイが今年も終わった。
地球も二酸化炭素の排出権など、こんなことさえ規則で縛るだけでなく、金儲けにするとは…(詭弁に思えてくる)、精神的なスペースがまた狭められる感じだが…、それでも地球は変えていかねばならない!

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