当ブログにてコメント欄にてR氏から高岡市の某公園にて、演奏会のお誘いをいただいたのだが…。場所を聞いて、今のところ保留にしてある。そのR氏から聞いたところによると、いろいろとアーティストサイドに、高岡市の市制に合うように、歌い演奏する曲の感じを指定してくださったり、他の公園使用者に影響が出ないように、場所をいろいろ指定して移動を命じてくださったり、音量を指定してくださったりする温かい心遣いで大変喜ばしかったらしい。
私が思うに、高岡市の温かい心細やかな行政らしく、「使用者に奉仕」ではなく、「職員さんの予定と考え方」に合わせさせる信念を毅然と貫いている態度には、頭が下がる思いがする。これからも公園を施設をキレイに、いつまでも「未使用状態」で新しい使用目的の使用者には使わせず、常に娯楽性よりも公園の公共性と管理面に重点に置いて、他の市町村に対して、対外的に好印象で美しく、市民には沢山の規制を設ける「行政然」とした運営体制はご立派としか言いようがない。「自由な空間」より「よく管理された使用頻度の程よい空間」が、きっと高岡市には尊いことだろう。これからもキレイすぎる公園を、使用者よりも、対外的に好印象を残すような…、一般的なマニュアルどおりの無害な市民にのみ、解放していかれることを願ってやみません。
私の過去の日記、「高岡市もいよいよ大都会に…」より。
ストリートが好評だった高岡市の某公園にて、ストリート演奏を禁止された。長く公園でストリート演奏をやっているが禁止されたのははじめて、「何か苦情でも出たのでしょうか?」前回は大好評だったから「変だな?」と思っていると、管理人氏は「ああいった公園内での演奏は、このような公園にはそぐわないので、止めてください。苦情は来てないが、うるさい、と思っている人達はおる!」私「しかし、苦情が無いのに…しかもテレビ程度の音量ですよ。」管理人「いや、おる!絶対おる!こんなこと古城公園でやったらなんて言われるか!」私「古城公園では許可を取って、好評で、これからもよろしくとのことでしたが…。」管理人氏「いや!やっぱりやってもろたら困る。あんたみたいな演奏家が公園のあちらこちらで演奏しだしたらどうなる思う?公園はやっぱり静かにしてもらわんなん!だいたい、他の公園で演奏して止めてくれといわれんけ?」私「いやあー。東京都井の頭公園でも、太閤山ランドや他の公園でも止めてくれと言われるどころか、もっとボリュームをあげてくれ、と言われる位ですよ。」管理人氏「いや!やっぱり止めてもらわんなんあかん!あんた
みたいな演奏する人が増えてもろたらかなわん!やめやめ!」私「…(こんな高岡市で演奏家でいっぱいになることは有り得ないと思いつつ…)わかりました、止めましょう。」管理人氏は【高岡市の公務員の正しいあり方】を存分に示していかれた、大変ご立派である。きっと【ことなかれ主義】【災いの芽は芽のうちに摘む】【公園の現在のあり方の現実】などではなく、あくまで「高岡市の正しいあり方」を示していかれたに違いない。ご自分の勤務評価への心配なぞ、露ほども無いことであろう。大変立派な高岡市職員さんである。この方には大真面目に敬意をひょうしたい。高岡市は高岡市のまま現実とは関係無く、災いは芽をふかず、自分達のテリトリー以外のことには関心を持たず、 公園はいつまでも美しいまま、マニュアルに無い人には使わせない。それが高岡市政にふさわしいあり方かもしれない。 高岡市政、永遠なれ。

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