石川県鶴来町獅子吼高原にて開催された。昨年は同じ場所にて、白山ギャザリングなる準備会があり、楽しみにしていた。
当初知人を通じて出演者として参加したかったのだが…発表された出演者アーティスト一覧表には私の名前が無く、受付にて確かめるとやはり名前が無いため、「おかしいなぁ〜?千田さんが出演者リストに入ってないなんて!」受付の熊野盛夫氏の機転にて、(金沢市メロメロポッチのマスター)日曜日の午前中お祭り広場のステージで出演出来ることになった。(後々聞いた話では、出演したかったものの相当数の出演者リストから洩れたアーティストがいたらしい。)熊野氏曰わく「アーティストでの招待はできませんがスタッフとしてなら…。」ということで急遽スタッフになる。しかし常に働いてなければならないと言うニュアンスではないそうでスタッフを引き受けた。重いスチールギターとアンプとエフェクターを台車に付けて会場を巡る。生まれて初めて獅子吼高原のロープウェイに乗った。(昨年は車にて山道を登った。)ゴンドラは大変快適で、心配された楽器も運べると分かりホッと一息、高原にて平井氏と再会。色々ご馳走になる。平井氏のブースにて演奏させてもらった。周りのブースの方も絶賛してくれました、ありがとう。しかしメインのステージでの演奏は
桑名晴子さんを見ただけでほとんど他は見られなかったのは残念でした。晴子さんのステージでの演奏は大変円熟した素晴らしいステージで、私が知っている女の子のシンガーの皆さんに見せてあげたいと思いました。女の子のシンガー達が年齢を経てもこれだけの素晴らしい音楽が出来ると知ったならばそれは希望だと思うのです。翌日、桑名晴子さんにこのコメントを伝えたら大変嬉しそうにしてくれました。
出会い再会の話をする前に、スタッフとしての務めもしました。
会場の駐車場は来た人数からすれば少なすぎ、遠方の駐車場からシャトルバスで人員をピストン輸送する方法を取っていました。私はその駐車場への案内係りを連日やりましたが、会場から遠くに離れた駐車場への案内所で全く獅子吼高原の祭りのブースやステージを見ることも無く連日案内係の方々には大感謝でした。私も連日5時間程度手伝いましたが大変でした。それを連日彼らは朝早くから深夜までやっていました。こんなスタッフの働きがあるから祭りが成り立つことを思い知りました。桑名晴子さんが私が駐車場への案内係をしていることを知るや、「この人はラップスチールギターの大変な奏者だけど、これだけの人でも駐車場への案内係りやってるのよ。」と言われたらさすがにやらざるを得なくなってしまいました。特に日曜日は雨で大変でしたが前日は藪蚊対策と、暑さ対策、今回はストリート演奏をあまりできませんでしたが良い体験でした。他にスタッフで、大阪から来た若い女の子達や、弁護士の卵氏、ギタリストの岩本氏、みんなただ楽しいだけじゃ無く、何かを求めている若者特有の蒼い情熱を見た気がしました。しかし指定外の駐車場へ停めようとする人は
やはり困りものでした。住民の顰蹙を買ってなければいいんですが…。 駐車場案内係スタッフの方々からは、会場を離れる際、彼らから大変な感謝を述べられました。(いえいえ、あなたがたの駐車場案内があればこそ、祭りが大成功したんですよ、こちらこそありがとうございました。) →再会編に続く。

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