諏訪市の楽器店「Rockhearts」にてインストアライブ。
何度となく通った諏訪市で初めて諏訪湖の湖岸に行ってみた。
湖岸の風は冷たい。NHKの大河ドラマ「風林火山」の舞台を思い浮かべる。(今回の大河ドラマは面白い。)
上諏訪駅前の昭和40年代の匂いのする百貨店に心惹かれた。
「Rockhearts」でのライブは初めて訪れた時の山田さん、大石さん、そして元々は婦人服の店だった店舗が楽器店になったことを大変喜んでおられたオーナーの女性と談笑する。
遅れて岡田氏とも再会、ありがとうございます。
ライブは好評だった。特に「陸路の船」は諏訪市などの内陸部の町では喜ばれる。
MCにて…。
「諏訪市や高山市や松本市で海鮮物の『刺身』が食べられるようになったのは何時くらいからですかね?」の質問に、「昭和40年くらいからだそうです。」という声が上がった…。
諏訪市には川魚の店が今でも有る。
昔の日本人は大量に川魚を食べていただろう。
そういえば、我が地元にも『ハヤ』を食べさせる所がある。(漁ってから5日間泥を吐かせるらしい。)
当時は今ほど道が良くないはずだから輸送力が大変だったろうと思った、当時は舗装路も全てでは無かった。
「天国の扉」で店長の片岡氏と共演する、良いギターだった。
アンコールの代わりに70代とおぼしき女性オーナー氏とそのお友達の女性にに「何か聴きたい曲は有りますか?」と聞くと…。恥ずかしがられていたが「軍歌。」と言われて対処に困ったが、「見よ東海の空明けて」をちょっと弾いて、「東京キッド」を弾いた。
良いライブだった。
実は…。
出発前からちょっと落ち込んだ気持ちでのぞんだライブだったので、お客さんに元気づけて貰えた心境を後で語った…。
「MCも面白いから全然分からなかった。」と言われたが一生懸命だった。
終わって…、岡田氏にまた食事をご馳走になる。ありがとうございました。
岡田氏と話し合って良かった。
23時、帰路をとる。
安房峠を午前1時に通ったがゲートがしまっていて(ああ無情なり。)結局トンネルを通った、上宝村の道の駅にて車中泊する。
本当にとんぼ返り、諏訪湖岸とデパートを見たのだけが今回の唯一の観光だった。
名物も食べず、コンビニのざるそば、ライブの前は味わうゆとりも無い。
現実は何時もこんなもの、諏訪湖岸を見ながら帰りの体力を温存している。
聴いてもらったお客さんの感想が一番の元気の元、それがお土産かな?

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