午前8時起床。
『マクドナルド』で朝食、久々に入った…。
午前9時に責任者の高木さんと会って挨拶した。
高木さんはフラメンコギタリスト(元だと言われ、今はなかなか弾いてないとのこと。)
今日は晴天ながら寒い!
ペダルスチールのチューニングも安定しないので苦心惨憺。
本日は午前11時からと午後2時からの演奏。
高木さんにフラメンコの右手親指の返しの動作など習ってみる
コレをペダルスチールの奏法に応用できないだろうか?とか…人差し指と中指のアップダウンの動作が出来れば、更に良い可能性に満ちた奏法が出来ることは分かっているが..それを補うフィンガーピックは無い..。
BGMで『パコ デ ルシア、ジョン マクラフリン、アル ディメオラ』のCDに聞き入ってしまった…。
若い頃には気付いてなかった感性が今はある。
そしてその演奏に頭の中に『絵』が浮かぶ。
感性の『引き出し』が多くなったのだ…。
演奏開始するも、まだ人はまばらな状態…それでも気持ち良く演奏出来れば..というよりも、お客さんの足を停めて聴いて貰わなくてはならない!「トップ オブ ザ ワールド」は流石にお客さんの足を停めて聴いてくれるけれど、まあ、まだ寒い天候の為にか、足を長く停めて聴いてもらうには到らない。
お母さんと小さな子供さんが聴いてくれて、『アンパンマンのテーマ』を演奏する。お母さんと小さな子供さんありがとう。
2回目のステージには、ソロギタリストでCDRを持参したカキタ氏が今度20日演奏するというのですが、同じ日に富山市にて「イラク戦争5周年」のピースウオークがあり、ごめんなさい。
中村さん来てくれる。
そしてゴスペルグループの本田さんも..。
人は日向に集まって聴いてくれる。
『週末には』で、スッとばす!
3弦が切れたが..『カルトーラポルテーラ』で高木さんに感謝を捧げて演奏する。
終わって、内灘『みつばちハウス』の前でカキタ氏、中村さん、と私でセッション、カキタ氏のストラトキャスターはなんと、1弦が013が張ってあり半音落ちのチューニング。
ギターはとても軽く、乾いた感じのする良いギターだった。
また暖かい日に出直すことにした。
帰りに喫茶『風の色』でママさんがコブクロフアンだと言われ驚いた。
「中年女性はみんなコブクロフアンよ!」だという…。
かなり以外な言葉だった。
ママさんには、「ブレッド」のライブに来てもらったけれど、私の音楽に戸惑いを見た感じがした。
世間一般の音楽から自分の演奏する音楽が近いところにあるとは思わないが「コブクロ」は富山駅地下で若い子達が沢山演奏しているにもかかわらず、私の頭に入って来ない..。
「シブリキコンプレックス」と私は呼んでいるが..メジャーな音楽に反応しないというか…。
自分の周りのミュージシャンがほとんどそうだから、気がついて無かったのか..純粋に音楽として反応しないのは、やはり「シブリキコンプレックス」か音楽としては「つまんない」か、どちらかだと思っている…。
一回真面目に音楽として聴いてみる必要がありはしないか?とも思ったかもしれない。
いろいろ考えさせられるツアーでした。
家に帰った途端に恐ろしいほど疲れていたが、前述の「シブリキコンプレックス」と世間一般のメジャーなリスナーのことやなんかで、思わず大谷氏に電話した。
何だか迷いの中と孤独感から電話したが..。
「終わり良ければ..」しかしながら考えさせられるツアーだが、各ライブハウスで感動して話、手を握りしめてくれた人達を忘れまいと思っている…。
やはり楽しいことを思って音楽を演奏していきたい。
人はそれぞれである。
次のツアーを体力が回復してきて考えている…。

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