平成10年8月8日に29歳で亡くなった。
プロ将棋棋士、村山八段の命日だったことをYOUTUBEで配信された映像によって知る。
羽生善治との対局は6勝7敗……生まれつき腎臓ネフローゼの為に、体力的に弱った身体で、最後の対局で10名しかいない「A級」に帰り、再発したガンによって、夭折している……。
生前から、「『名人』になって将棋を辞めたい。」
これが口ぐせというか、望みだったとのこと…。
裏の「賭け将棋」の対局で、素行不良だった為に、プロ棋士になれなかった小池重明とは対照的な棋士人生であったけど、アマチュア棋士名人戦で、当時小学生だった羽生善治は小池重明の破天荒な将棋と酔っ払い、それでもアマチュア棋士名人を取った現実を見ていた。
夭折したとはいえ、村山聖8段と、素行の悪さがたたって、遂にプロ棋士になれなかった小池重明…。
どちらにも会っている羽生善治名人に強さの秘密が有る……と云ったら大袈裟だろうか…。
偶然に見た…。とはいっても、村山聖八段の命日に、ふと……そんなことが頭をよぎった。

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