……ずいぶん前から見たいドゥービーブラザース。
実現した、しかも近場でのライブ。
さすがにライブ会場は高齢者ばかり……そんな開場前の待合室。
「千田‼」
「!」……と自分!
後ろから驚かされた、その相手は…。
高校生の頃、この幼なじみ二人からドゥービーブラザースを知ったのだ‼
今から思えば、彼らは高校生にして耳コピーしてドゥービーブラザースを演奏していたのだけど、情熱はセオリーやテクニックをも上回る……あれから40年である…。
ライブは、「ジーザス イズ ジャスト オールライト」から始まって「リッスン トゥ ザ ミュージック」のアンコールまでレコードと同じアレンジで絶対的なコーラス、トムジョンストンのボーカルにパットシモンズの結成以来のオリジナルメンバー、ジョンマクフィーのペダルスチールは聞かれなかったが……リトルフィートのキーボードであり粋なピアニストのビルペインが今回参加していたのは聴けて良かった感じ…。
しかし、ペダルスチールの曲は省略されていたのは残念だった…。
気温にチューニングが大きくされやすく、取り扱いも面倒なペダルスチールは1曲か2曲の為にフューチャーされなかったと思える…。
ライブは自分と幼なじみや、会場のロックおじさん、ロックおばさんの熱気でいっぱいだった…。
逆に言えば、自分もロックおじさんロックおばさんは見たいライブはほとんどない!
……のかも知れない。
ライブは、これ以上でも以下でもない最高のメンバー、誰か1人抜きん出ているわけではない!バンドサウンド!
初めと終わりには背中に汗が走り、涙が出た…。
ドゥービーだった…。
さて、涙と汗が出た分だけ水分補給しなければ……ということで、これも幼なじみのやっている「Y寿司」へ、幼なじみ達に帰り道は車で送ってもらえたので乾杯!
会場のロックおじさん、ロックおばさん達もライブの後で乾杯しているんだろうか……。
予期しないサプライズな打ち上げの後で酔った頭で今日のライブをもう一度振り返ると……。
レコードどおりでないインプロビィゼーションの部分も有って良かった感じがしてたが、どんなものだろうか⁉
……しかし、ドゥービーブラザースを見てしまうと。
「あと見たいアーティストは⁉」
……というと。
メンバーが亡くなっていたり高齢化で思い当たらないけど、ウーン、POCOとか…デヴィドリンドレーとか……。
みんなアーティストもリスナーも歳をとったけれども、「元気で!」

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