20歳の頃、再編成フライングバリット(ブリトーズと発音すべきだが)「エアボーン」と「ライブインジャパン」を良く聴いた、スニーキーピートのペダルスチールはフェンダーの8弦でB6thチューニングだったとのこと、とりわけライブインジャパンをよく聞いていたが、それから2年後ペダルスチールを始めてE9thチューニングを一生懸命理解しようとしている時に、「おかしな?何か違う。」初心者ながらニューライダースオブザパープルセイジと何か違うような…。何が言いたいかというと…、「先入観」!今思うと、「カントリーはE9th、ハワイアンはC6th」と、何の根拠も無く、「E9thは新しいチューニング、C6thは古いチューニング」実際の新旧の話しは置いといて、今から考えれば、おかしなこだわりで、大変な遠回りをしていた感がある、カントリーロックのフライングバリットブラザーズがハワイアンのチューニングのはずが無い!何の根拠も無いこだわりは今考えればおかしなことだが…、そういえば人は思い込みによって錯覚を起こす。…とCMで言っていたが納得!しかし、初心者の内は対処のしようがないが…、
キャリアをつんで音でなく、思い込みが邪魔して最近まで気がつかなかったのは自分の性癖である。
フライングバリットのレコードはカントリーバンドに入る前の予習のような感じだった。1980年「TOTO」を見たが「フライングバリット」のようなバンドが見たいと思ったものだった。フライングバリットのスニーキーピートクレイナウ氏は現在もB6チューニングのスチールを使っているのだろうか…。オリジナル 「ビッグバイユー」の他は、「ローリングスィートベイビーズアーム」「ロッキートップ」「シックスデイオンザロード」などカントリーバンドにとって定番、「コロラド」はやはり良い。(マナサスの曲ではない)フライングバリットを聞いていた頃は、ストリングベンダーを研究していた頃だった…。ギターでスチールそっくりに弾くことに夢中だった…、ペダルスチールを弾くことまでは考え無かった、懐かしいことを思い出した。「ベアバック」誌のストリングベンダー特集(1978年号)にハマってパームペダルを知り、パームペダルを買うため「フアゼィ」を訪ね、そのまんま勤務することになった。嗚呼、フライングバリットブラザーズ。

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