「脳死」を人の死とすること、および臓器移植医療について、臓器移植を推進する側の言い分はおおよそ次の様になります。
1、脳死は確実に判定できるのだ。
2、本人がドナーカードを持っていれば、反対する理由はないじゃないか。
3、救命をつくしたけど助からなかった。そういう方にドナーになっていただくのに、何の問題があるんだ。
4、今こそ臓器移植法の見直しが必要だ。
5、ご家族の決断に他人がケチをつけるのは失礼だ。
6、臓器をあげたい人と、もらえば助かる人がいて、それを可能にする技術がある。なぜそれに反対するのか。
7、子供からの臓器提供がなぜダメなんだ。子どもを助けないのはかわいそうじゃないか。
8、国内で移植を受けられず、海外に受けに行く現状をおかしいと思わないのか。日本の恥だ。
9、移植で救える人を助けたいと思わないのか?
10、脳死はどうせ助からない
11、脳死に反対する人は、移植を待つ患者さんに死ねというのか。
ここでは、ドナーの立場、患者の立場、そして医療体制の問題から臓器移植について「脳死」・臓器移植を問う市民れんぞく講座を参考に調べてみましょう。
まずは、ドナーの立場から。
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「生きたまま臓器摘出:中国での臓器移植」はいささかショッキングな内容でした。しかし我々日本人にとっては現実感が薄く、自分たちには直接関係ないと思っておられる方も多いことでしょう。
しかし、状況によってはあなたも同じ目に遭う可能性があります。
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