「 成熟債権国家」への日本の挑戦―19世紀の英国の国際分散投資戦略に学ぶ(参考記事)へのコメントです。
国際分散投資戦略が英国拠点の国際金融家の貨幣的富増大に貢献したことや世界経済を活性化したことは間違いない。
彼らが蓄財の合理性を投げ捨て英国の国民経済が発展することを第一義に行動していれば、英国経済はデフレではなく低金利下のインフレが続き、金融家の利益は少なく、世界経済も停滞していたと推測する。
金融家が、貸し出しや投資を英国内に求めていれば、貸し出し貨幣の過剰により低金利になるだけでなくインフレにもなるので、実質利益はそれほど得られなかったはずだ。
(この意味で、国際分散投資は国際金融家にとって“合理的政策”だった)
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