「「政治的意味合いを持つという理由なのでしょうが、私には、憲法に反するとは思えません」:山崎 雅弘氏」
憲法・軍備・安全保障
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「天皇陛下のお言葉」と「生前退位」問題をめぐる「日本会議」の反応を考察する(週プレNEWS) インタビュー後編。
「空気ジェネレータとしての日本会議の影響力」は、政治権力者との緊密な繋がりゆえに強い効果を発揮する「見えない力」です。
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今年7月に『サンデー毎日』誌に掲載された、青木理さんとの日本会議についての対談記事。
生前退位問題が出る前の対談だったが「安倍政権は、天皇のお言葉を足蹴にしている」等のコメントは、今の状況にもそのまま当てはまると思う。
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天皇を無視する。
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週刊新潮が天皇の「お気持ち」表明を“暴走”“憲法違反”と徹底攻撃(リテラ)
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「世論調査では恒久的な退位を可能にする法整備を求める声が圧倒的多数にもかかわらず、そこに踏み込まないのは、“現人神としての天皇”にこだわり、生前退位に否定的な日本会議などの保守勢力への配慮があるのはあきらか」
「安倍政権や右派勢力の意向を代弁するように、保守メディアが一斉に『生前退位』論議や『皇室典範改正』に異を唱える特集を掲載」
「『生前退位とは何事か』『摂政を置いて万世一系を』(『WiLL』9月号/ワック)『皇室典範改正の必要はない』(『正論』9月号/産経新聞社)」「『週刊新潮』(新潮社)9月15日号は『巷は賞賛一色でも専門家たちの違和感 天皇陛下『お言葉』は『違憲か暴走』と断じる皇室記者の失望』なるタイトルの特集を掲載。複数の皇室記担当記者たちのコメントというかたちをとって、天皇を徹底糾弾」
憲法学者の長谷部恭男氏は、天皇が生前退位の意向を示すことを憲法違反だとする意見について、『世界』(岩波書店)10月号でこう反論している(リテラ)
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「政治的意味合いを持つという理由なのでしょうが、私には、憲法に反するとは思えません。もちろん、現在の皇室典範は退位を想定していませんので、新たな立法が必要という意味では、一定の政治的な帰結をもたらし得る話です。しかし、だからといって天皇が生前退位を示唆してはいけないのか。(中略)憲法が『天皇は政治的機能を持たない』というときに想定しているのは、国事行為において『この大臣の任命には反対だ』とか『今の衆議院は解散するしかない』と言い出したり、あるいは天皇が党派政治に巻き込まれたりする事態です」
私も長谷部恭男氏の問題認識がいちばん合理的で、なおかつ人権や人道を「国家の都合」で犠牲にしない戦後日本の価値観にも合致していると思う。
特定の政治指導者の言動は『性善説』で解釈して美化礼賛し、指導者に刃向かう者や不都合な者の言動は、徹頭徹尾『性悪説』で解釈して罵倒攻撃する」のは、ネット民だけじゃなく今の産経新聞もこれに該当していると思う。
かつてのサンケイ新聞は、権力者を『性悪説』で監視するジャーナリズムだった。
対象が何党の誰であれ、政治権力者の権力行使をメディアや国民が「性悪説」で批判的に監視するのは民主主義国の基本原則だが、「お前も安倍首相を性悪説で批判しているから同じ」等の小学生型の言い返しを送ってくる人は、そんな非対称性を理解していない。
そもそも民主主義とは何なのかも理解しない。
安倍晋三首相や同政権の政策内容を批判すると、ああ言えばこう言う式の「小学生型言い返し」の罵倒が返ってくるが、民主主義の原理原則を援用して安倍首相を擁護する人は一度も見たことがない。
安倍首相の支持者は、民主主義の原理原則に価値を置かず、安倍首相も自分と同類であることを理解している。
高橋宗瑠「『抗議する権利』とは日本語で耳慣れない言葉ですが、国際法では『表現の自由』の権利の一部と認識されています。
表現の自由の保障は民主主義にとって極めて重要で、人権および民主主義の一つの根幹であると言われる所以です」(HP)
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>布施祐仁 設置法で自衛隊を動かしたのは、2001年の9・11同時テロ直後に横須賀から出港した空母キティホークの護衛を海自護衛艦にやらせた時もあった。この時は設置法の「調査・研究」名目。非常に悪い前例をつくってしまった。
法的根拠が不明瞭な形で、政権の意向を代行するような任務に自衛隊が出動させられる。
自衛隊と警察が政治権力者の私兵と化しつつあるにもかかわらず、大手メディアはパラリンピックと二重国籍問題と市場移転問題で埋め尽くされ、全然問題視されない。
過去の新聞・雑誌・ネット媒体への寄稿を再録・公開するブログ「山崎雅弘 原稿保管庫」を作りました。
一本目は、今年2月に集英社のネット媒体『imidas』に寄稿した原稿の再録「戦争を受け入れる『心の変化』」です。
若い世代に読んで欲しい。
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この記事に書いている通り、今の安倍晋三政権の問題点や危険性は「安倍晋三氏個人」の資質だけに原因があるのでなく、過去の歴史で繰り返された「破滅パターン」を無自覚に繰り返している点にある。
同じ価値観の人間だけで徒党を組んで客観的視点を失い、自滅へ向かう図式は、官庁や企業でも見られる。

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