「"マスコミ推奨"の"コスト削減"で新聞"広告掲載"を中止しました」
マクロ経済/経済政策
”マスコミ推奨”の”コスト削減”で新聞"広告掲載"を中止しました(太陽光発電日記by愛知・より)
投稿者 コードナンバー17805 日時 2010 年 6 月 27 日 から転載します。
思うところがあって新聞広告を中止した裏話(太陽光発電日記by愛知・)
昨年はかなりの新聞広告を出した当社ですが、直接的な費用対効果を広告の問い合わせによる売り上げ粗利×20%÷広告費用としてみてみると、マイナス84%くらいで悲惨な状況でした。
にもかかわらず、社名の認知度アップ、リーズナブル価格の浸透による市場活性化というほうを副次効果として意識していましたので、あえて直接的な費用対効果の悪さにめをつぶって、おつきあいもかねて昨年同様の今年もそれなりの本数の新聞広告を出そうとしていました。
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限られた広告スペースで、発電設備の支払いより発電の収入のほうが上回るということをいかに伝えるか、ということで作ったのがこちらの原稿です。
http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/06/26/2.jpg
ところがどっこい、新聞社の編集のほうからクレームが入りました。
発電量など確定できない情報を記載するのはまかりならんということになりまして、原稿の大幅な変更を求められてしまいました。
そもそも費用対効果がなかった高額の広告を、訴求効果を半減させてまで掲載する意味もないかと思い、結局のところ、あほくさくなってやめにしたしだいです。
※
ちょうどマスコミ各社の政治部記者とか編集幹部が、長年にわたり機密費でこずかいをもらっていた裏話とか、情報工作員として組み込まれていた裏話とかが明らかにされたときです。そうした報道人としての信義にかかわる”報道とカネ”問題にはダンマリを決め込んでいながら、イメージ先行の”政治とカネ” ばかりあおる腹黒さにあきれていたところでした。
偏向報道をつづける媒体に、広告収入を与えること自体どうかという気持ちがあったので、ちょうどよかったのかもしれません。
政策とか政治理念よりも、編集幹部の好き嫌いという個人的感情を先行させた揚げ足取り報道ばかりして、あのときのマスコミ政治報道の”小沢・鳩山たたき”はすさまじいものがありましたね。
せっかくの新政権の政策実現の足を引っ張り、市場の気をマイナスにひっぱりつづけたわけですから、ある意味では、反社会的な行為をしていたともいえるわけです。
社会的に意味のある報道機関ならば、広告の費用対効果が悪くても、お付き合いで目をつぶるということもありますが、無駄な広告費をつかって損をしながら、反社会的なマスコミ報道をささえる意味は皆無です。
その分ユーザーに還元したほうが、よっぽど社会のためになるといえるでしょう。(中日新聞の場合、最近編集方針が変化してきた気もしますので、ここまでいうのは酷かもしれませんが・・・少し前までは、政治面はかなりひどかったと思います。)
新聞広告を出しまくっていた昨年と、新聞広告を中止した今年で比較しますと、正直言って問い合わせ件数自体はさほど変化していません。いったい今まで使ってきた2か月分の粗利金額に相当する高額な広告費はなんだったんだという思いです。
※
最近、マスコミの広告で、巨大宗教団体の広告が目立つようになりましたし、いままでみかけなかったようなマイナーな企業のCMもよく見かけるようになりました。広告業界でも、地殻変動がおきているのかもしれませんね。
うちも同じですが、マイナーな企業の場合ですと、費用対効果よりも広告を出すということだけで舞い上がってしまう傾向がありますので、すこし値引きされるだけでほいほいのせられてるんでしょう。
しかし、従来の常連の広告主の企業の場合は、逆にシビアに費用対効果を計算して、広告を縮小するケースが多いのではないでしょうか。
現段階では、その穴埋めをマイナー企業とか宗教団体が担っていますが、近い将来、マスコミの殿様商売も行き詰まりを見せると思います。
ろくに勉強もしないで勝手な個人的な感情で好き勝手なことを言ってるコメント芸人とか、昔機密費の肉食接待を受けたような元記者評論家に、高いギャラを払って、テレビ見る気をなくさせてくれるのなら、そんな連中に払うギャラをカットして、その分広告料金を値下げして、費用対効果を確保できるようにしてくれたほうがいいんじゃないでしょうか?
番組の広告スポンサーの商品の代金が、回りまわって、コメント芸人みのもんたとかテリー伊藤とか宮根誠司とか辛坊次郎とか古館伊知郎のギャラになると思うと、正直その商品を買う気がしません。
企業の宣伝部の人もそうしたマイナス効果を冷静に考えたほうがいいと思いますね。
コメント芸人が反感を倍増させているような番組の広告は、不買というマイナス効果を生んでいることも忘れないほうがいいでしょう。
コメント
01. 2010年6月27日 14:47:32: qfNKW03MTY
厳密に費用対効果を計算すると金をどぶに捨てていたと感じるのが広告費
とうぜう商品代金に消費税どころじゃない比率で広告費がしっかり含まれていることも多いわけで、その広告費でくってるマスコミに載せられてさらにしぼりとられるわれわれ日本国民は真性のマゾヒストかもしれない
多くの企業が麻薬中毒のように広告中毒になっていて
その頂点で電通がふんぞり返って売国情報工作をしているわけだから
やるせない
02. 2010年6月27日 21:53:25: 1fdY6Z6cG6
うちも中日新聞だが、政権交代後は本当に酷いよ。
読むところが何も無い。政治面は特に酷い。
記者が書くコラムも下品下劣で読んでいて気分が悪くなる。
何とか読めるのは、外部の人間のコラムの方。
だだしそちらも相当検閲が入ってると思う。
03. 2010年6月28日 11:59:49: vD9WYa3O82
小生も地方紙ですが最近購読を止めました。
ほんとに政治欄の内容が酷いですね。おまけに官房機密費が新聞記者や論説を書く評論家に流れて旧政権と癒着してことがきっかけとなりました。
この事実に大手マスコミはダンマリ、昨年の政治と金の大バッシングはなんであったか?自分達に政治と金の問題があると無視してこの世に無いことのように反省の色も無い。変えて許されるような番組まで使っている。
新聞や報道は社会の木鐸であるはず。なぜか政治ニュースでキャスターが要らぬコメントをする。今はマスコミの大多数は社会悪である。
日本を良い方向に改革しようとする政治家を狙い抹殺する、目的で偏向や捏造し洗脳や世論誘導が目的の記事を書く新聞を買ってまで読む必要がなくなったからです。
04. 2010年6月28日 17:59:29: OCINAK4UDs
不勉強な連中のコメントに無駄な時間をとられる政治報道はいりません。
高い出演料をはらって適当な論説を聞かされるなら、その分情報の竪堀をしっかりしてほしいと思う。
もっとも上層部が政局談義しかできない無能な連中だからどこを掘り下げたらいいかすらわからないかもしれない。
マスコミがスキャンダル報道に走るのはあほでも不勉強でも扱える近所の井戸端の題材で、正義の味方づらができるからだろうが、そんなあほの編集幹部連中が年収2000万円以上とはもらいすぎだろう。

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