それぞれ属するカテゴリーに関連記事が有ります。
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日本はなぜ負債大国になったか
平和時に政府が借金を増やす理由は、富に対する課税を怠ったことに起因する。
現在の財政政策の悲劇は、生産的な産業投資よりも、非生産的で寄生的な富の方が簡単に税金逃れができる点にある。 ... ..
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年金問題」の本質:“高齢化社会”が問題なのではなく“供給活動投資額”が問題
“少子高齢化社会”という人口構成の変化は、「年金問題」とはまったく無関係なのである。
“少子高齢化社会”という人口構成の変化が問題になるとしたら、第一に供給力の低下であり(完全雇用でも輸入超過になる経済状態)、「年金問題」は、そのような供給力低下から派生する二次的問題でしかない。 ... ..
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寄生性と知的謀略
「寄生性」:地理的に継承される共同体ではなく価値的つながりを基礎に、地理的に継承されているほかの共同体との経済取引を通じて利益を得ようとする構えを意味します。
「知的謀略」:寄生者が共同体に寄生するのは容易なことではありません、宿主は、すぐに寄生者に不信感を抱くようになります。
寄生者は、自分たちが寄生者ではないこと、自分たちが求める取引形態は正当であること、自分たちの価値観はまともなものであることなどを宿主に認めさせよう(錯誤させよう)と努力します。 ... ..
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抜け出す第一歩は「隷属の認識」
国際寄生者は、巧妙に「知的謀略」を駆使して、宿主構成員(我々)が奴隷であることや隷属していることを感じたり認識しないようにしてきた。
「自分と家族が共同体のなかで自立して生存できる条件を保有していないこと」を、土地に縛られない自由の獲得だと説明している。 ... ..
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今後の世界と日本
“新世界秩序”は米国の一極支配をめざすものではない
戦後世界こそが米国の一極支配構造であり、“脱戦後世界”は、それとは違った新しい支配構造がプランされているはずです。
この間の世界の動きを米国の一極主義云々と評するのは、ソ連や中国といった共産主義国家が米国の向こうを張れるものだったという錯誤=冷戦思考の残滓に基づくものです。 ... ..
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米国政府の対外債務返済能力
米国政府が、個々の債務証書に書かれた内容ではなく、グロスの債務について日銀やその他の経済主体に返済することはできないと断言する。
米国政府は、新しい借り入れで、過去の借り入れの利払いをしたり返済することしかできない。
米国政府が返済しないというわけではなく、返済したいとしても、経済論理的に返済することができないのである。 ... ..

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