取り付けてから1年と半月。
ようやくキャブのセッティングが落ち着いてきました。
経過を全部書くと大変なことになりますし大混乱しますので要約すると、
@当初はアイドリング回転の乱高下に悩まされ
A夏場は燃料沸騰に悩まされ
Bアイドリングが落ち着いても回転数は高いまま
C加速というか各領域でのつながりが今ひとつ
とまぁ、こんな感じだったのです。
@はマニやキャブの取り付けとリンケージの緩みを解消することで
Aは電磁ポンプをタンク近くに、燃料配管をクーラー低圧と共締めで
何とか解決したのですが、肝心のBCが上手くいかない。
こんなものかとも考えていたのですが、現行車とはいえ軽自動車に加速
であっさりと抜かれたら、さすがにセッティングが駄目でしょ?
で、過去の設定・ジェットの組み合わせと調整を洗い直してみたんです。
当初ついていたジェットは
アウターベンチュリー(OV)32Φ
パイロット(PJ)52.5
メイン(MJ)125
エア(AJ)150
ポンプ(PuJ)40
ここからあれこれ取り替えて
OV28Φ
PJ55
MJ110
AJ160
PuJ F
988cc(単気筒247cc)のエンジンですからSOLEX40Φ
はよほどのチューンナップをしていない限り大きいのです。
OVを絞ったのは低中速域からMJが作動するようにと考えたからです。
その口径に対応したMJとして110を(≒28×4)選択。50程開けて
AJは160。
PJはアクセルを僅かに開けた状態でも息つきを起こさないのとクーラー
を作動させた際にアイドル回転数が落ちない番手にしました。
排気量に対して口径の大きいキャブですからアクセルを閉じているときは
問題ないPJでも、それを開けていく段階でかすれてしまいます。
それを解消させるとアイドリング回転数が高すぎるのと燃調が濃いめに
出てしまいます。
プラグを見たら真っ黒だったのに2,000r.p.m.より上でパワーがない。
普段良く使用する回転域は3,000r.p.m.程度ですので、どうもPJは濃い、
MJは薄いのではないかと考えました。
それとモノジェ:MJを経由してPJへ燃料を送るタイプですからMJが薄いと
それに釣られているのかな? とも考え、MJを濃くPJを薄くの方向で設定
をやり直したんです。
アクセルを僅かに開けた状態でもMJが早い目に作動していれば息つきは
解消されるはず。
で、あれこれ試した上での結論は・・・

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