まずはいきなり京都市内の実態から(^o^)
7月24日14:05、ボクが通る橋梁付近の気温計です。表示は40℃♪
もう「暑い」の言葉を通り越してます
望遠レンズ欲しいなぁ
気象台の観測(発表)値では36℃のようなんですけどね・・・
ようやっと撮ることができました。これ見るともう嫌になるでしょ?
こういう気温になるともうサニーのクーラーは効きません(T_T)
でもその日一発目の始動後だとまだ何とか涼しいのです。
少し長く走ってエバポの吹き出しは28℃。
信号待ちで停車していたらみるみるうちに上昇して34℃!! って
クーラー付けてないのと変わらんやん・・・
炎天下に駐車して2回目の始動後は全然効きません。
クーラー吹き出し口の温度を測ったら、停車時38℃・数分走行して
やっとこさ26.2℃。
雷さんが鳴って雨が降った後の夕方30℃程度の気温ですと走行時
最低13℃、信号待ちで停車してても24℃にまでしか上昇しません。
またガスが漏れてる?
電装屋さんに行って点検してもらいました(^_^;)
プロですね。
吹き出し口の温度変化を報告したら「そりゃおかしい」と。
低圧側圧力を測定したら4付近を指してます。単位は何だっけ?
で、エンジン回転を上げたら3付近にまです〜っと下がる。
高圧側も測定して、ガス不足ではないことも確認。
「コンデンサーの冷却不足です」との結論に達したのであります。
ブォンブォンうるさいファンブレードでさえ駄目だとは・・・
純正オプションのクーラー用はΦ300で6枚羽根。ボクのに付けた
のはΦ350で7枚羽根ですよ!
これだけしても駄目とは・・・
でも電動ファンにするのは一筋縄では無理。
薄型汎用でさえ確実にウォーターポンプに当たるのですから。
それにそのブレードで必要な風量を確保できるのかも不明ですし。
汎用14インチ薄型電動ファンのブレードです
以前に取り付けましたが、こんな薄い羽根じゃ風量足りんでしょ?
電動ファンのモーター単体でこんな状態
以前に「コンデンサーに水かけたら・・・」という話をしていたので、
電装屋さんでそれを実行! 何とあれよあれよと2まで下がって、
吹き出し口はアイドリング回転でも26℃になりました。
どこかのサイトにエバポから出た水をコンデンサーにかけるような
ことをしているのを見たのですが、効果あるんですね。
それはもう最後の手段と考えていたのですが・・・
「これしかないね!」 ウォッシャータンクを探してみることに(^_^;)
とはいえなかなかあの狭いエンジンルームに収まるものは見つかり
ませんので、現在も捜索中・・・
ちなみにその帰りですが、吹き出し口の温度はさらに下がって19℃
にまで行きました。もちろんそれから時間が経つに連れて26℃位に
まで上がったのですが、水かけ効果は有効です。
クーラー取り付けを検討されている方。
コンデンサーは高効率のものにされることお勧めします。
たぶん特注か既製品を加工することになるのでしょうが、そこが
冷えなければどうしようもないですから。
さてコンデンサーの冷却不足ということが判明したのですが、まだ
改善させる余地はあるだろうと放熱・冷却対策をやり続けています。
コンデンサーの冷却はもちろんですが過熱を防止するのも有効な
手だてですから、エンジンルームからの排熱がコンデンサーへ回り
込まないようにあれこれとやってみました。
この貼り方でもボンネットキャッチは作動します
スポンジ隙間テープ二段重ね
こっちは一段
アンダーガード、歪んでますね
ボンネット先端部分に隙間テープを貼って前側へ熱気が出るのを
防いだり、バンパーステーの穴を塞いでみたりとしました。
でも焼け石に水ですね。
走行中の排熱を少しでも良くしようとオイルパンアンダーガードに
整流板もどきを付けてみたりもしましたが、これも焼け石。
コンデンサーの放熱を良くするしかない・・・
それをするには、コンデンサー自身を大きくする・フィンを増やす
冷媒通路を増やす・通過する風量を増やす・・・
それらをするとなると本体を改造するか新しい物に交換するか。
ファンブレードを大きくするか、電動ファンでアイドリング中も高回転
を維持するか。 堂々巡りしてますね・・・・・・
放熱するためには外気との接触面積・量を増やすことですから、
電子回路でおなじみのヒートシンクのように、コンデンサーにアルミ
か銅で製作した導風・放熱の板を付ければ多少は放熱効率は良く
なるはずです。目下この方向で検討中です。
0.3mmの銅板と純正3層改ラジエーターです 銅板薄すぎたかも・・・
コンデンサーの放熱についていろいろと調べていたら見つけたのが
放熱塗料という代物。塗布するだけで放熱効率が向上するという
少し怪しげなものです。
でも背に腹は代えらませんから、少しでも向上するのならと購入して
塗布してみました。
そもそもは離型剤のようです
真っ白け♪
ボロンナイトライドと言うそうです。
黒っぽかったコンデンサーが白くなりました♪(^o^)
走ってみての感想ですが。
外気温37℃ 走行中の吹き出し口温度は最低は26℃ですが28〜
29℃を維持するのが精一杯。 停車時は28〜29℃・・・
ん??
電装屋さんに点検してもらったときは外気温38℃で走行時26℃、
停車38℃。信号待ちで停車している際に見る見るうちに上昇して
いたのがあまり上がっていない!?
帰りは32℃ 走行時20〜23℃ 停車していても23〜25℃
外気温が違うので単純に比較はできませんが、停車時に上昇する
速さが緩やかになっているような・・・
多少効果はあるようですね。
で、調子こいてまた別の塗料を購入しました。
耐熱・放熱塗料クールテックに制振剤配合だそうです
これをキャブ下にある同調・遮熱板に塗布してみようと企んで
います。
あっ!そうだ。
キャブの導風板ですが、ほぼ完成しました。
へんてこりんな形状ですがこれのおかげでキャブのほうは何とか
持ちこたえられるようになりました。アイドリングは少し下がります
がエンストはしません。
形状が複雑なので最後は誤魔化してます
これに横板を付けました
これでボンネット先端からキャブへ導風できます
導風板の前に防風板を取り付けていたのはここでご存じかと思い
ますが、その頃は25℃程度の気温でももうキャブの調子は悪くなり、
突然のエンストや再始動がなかなかできない状況だったのです。
防風だけでは不足だったということです
しかし今は35℃越えでも若干スカスカにはなりますが調子のほうは
まぁバッチシ!です。
コンデンサーとラジエーターを抜けた熱風がキャブに直接当たるの
を防ぎつつ、走行中にボンネット先端から新鮮な外気を導入しつつ
当てるのですから調子よくなってもらわないと困りますけどね(^o^)
ただその導風板が加熱されるのは事実ですので、一部に放熱塗料
を塗布してみました。 効果があるのかはよく判りません。
後側はボロンナイトライド、前側はクールテック 区別した他意はありません
何か益々とんでもないことになってきてますが、灼熱の環境下でも
快適に走られるようにするのが目的ですから仕方ないですね・・・

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