先月、古い友人の北村さんがオーランドに来た。
友人に会えるということは、うれしいことだ。
それが古い友人となれば、なおさらのことである。
その晩は、夕食を共にしながら昔話に花を咲かせたのだが、その当時にタイムスリップをしたような時間だった。
別れたあとで自分を思い返してみて、随分と色々な事があったんだなという気持ちと、あっという間に今日まできてしまったという気持ちとが、交差して何だか複雑な気持ちになった。
北村さんは、水族館の仕事をしていた関係でオーランドに来ていたが、その水族館を今年の初めに退館されたとのこと。
そして、今回は久振りのオーランドだと言っていた。
自分達がオーランドでやってこれたのも、たくさんの人達に助けられて来たんだとツクヅク思った。そしてこれからもたくさんの人達のお世話になるのだろう。
本当にいままでも、これからも感謝感謝である。
思い返してみれば、始めてこのオーランドに来たのが、1983年6月15日である。
日本館にある、某有名デパートのプログラムで来た人達の何人かに太鼓を教えているのだが、その頃に生まれたという人も多いのだ。いやいや中には、その後に生まれた人もいる。
まったく自分が考えている以上に時間は流れているんだなーと...。
このブログを見たという別の友人からメールをもらった。
そして、自分自身の近況報告をしてくれた。
北村さんもそうだったが(彼もこのブログを見ていると言っていた)
まったく驚きである。
ある意味で、このブログって「ネバーランド」の入り口なのかしら...
そんな気がした。
そしてここには、竜宮城の乙姫様にいただいた玉手箱を開けずにいる”夢の途中の自分”がいる。

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