サラソタのボトニカルガーデンでの出来事である。
仕事を終え、さあ、帰ろう!!
というときになって、自動車の鍵がないのに気が付いた。
かばんを何度ひっくり返しても、
駐車場に何度足を運んでも、
着替えをした部屋を何度チェックしても鍵は出てこない。
一緒にいった太鼓のメンバーも、俺の足跡を辿って探してくれた。
現地のスタッフもあちらこちらと、一生懸命に探してくれた。
しかし、鍵は見つからない...。
もうオーランドから、サラソタまで2時間18分(MAP QEST提供)をかけて鍵を持って来てもらうしかないのか...?
とその時、現地マネージャーの娘(推定12歳)が
「あったー! 鍵があったよー」(もちろん英語である)
と鍵を持って来てくれたのである。
俺には彼女の顔が、神々しくさえ見えた。
まるで天使のようだった。
聞くところによると、砂利道の上に落ちていたらしい。
だから鍵を落としたときにも音がしなかったのだろうと、
何てやさしい娘なんだろう。
まあ、めでたし、目出度しである。
これで終わりじゃあ、話にオチがないじゃないかって?
だから、鍵を落とした話です。
そして今週のEPCOT練習の後、リハーサルルームに
時計と携帯と財布を忘れた。
(いつも部屋を出る時に必ず確認をするのだが...)
翌日の朝、ないことに気が付き、あわててEPCOTに向かった。
まさに道中は、祈る気分だった。
時計と携帯と財布は、オフィスに届けられていた。
良い人達に囲まれて、本当にラッキーである。
そして、自分も何かを拾ったときには必ず届け出よう!と誓った。
自分自身が怖いのである、
3度目はいったい何をなくすのだろうか???

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