評価
晋の時代の中国で、郡太守に許嫁をなぶり殺され婚姻を迫られた美しい女性が中国ブナが生息する沼に身を投げた。
その女性は悪人の家系を根絶やしにするため、様々な時代に出現するのだった。ある時、主人公の潤一がお祭りの屋台ですくった琉金が現代に現れた女性の姿だった。家で琉金を飼い始めた潤一はリュウと名づけて甲斐甲斐しく世話を始めるが、リュウは人間の姿になって潤一の許に登場。ここから二人の過去さがしが始まる。
悲しみの最終章に涙して、ホッとするエンディング。さすが荻原浩さん!ですが、少し金魚についての説明が長すぎる気がします。短編でもよかったかな〜と思ってしまいました。
にほんブログ村

0