さあ、1月22日念願のお伊勢参りに行ってまいりました。
タマリンドたまと、天使の画家まゆみんと、その黒子M氏の強力3人娘
(妖しい〜)でいって参りました。
超忙しいM氏に無理を言ってご案内願ったのですが、こころよく引き受けてくれたのは
いいのですが、当日M氏は足を引きずりながら登場。なんと1週間ほど前に段差を踏み外して捻挫したとかで・・・。ああ、そんな中私のために貴重な時間をさいてくださって感激。。。
さて、ここからまゆみんの車に乗りました。
実は、今回の旅で1番心配だったのがまゆみんの車に乗ること・・・
噂を色々耳にしていましたので・・・
そしたら、まゆみんが車を動かしだしたら開口一番
「一人で運転している時はいいだけど、誰かを乗せてしゃべりながら運転していると
事故の確率がかなり高くなるんだよね」
をスラッとおっしゃる・・・・
(統計的に答えが出ている・・?!カナリヤバイ??(^∀^;)
た、たのむまゆみん、しゃべらんでいいから前を向いて運転してくれ)
と心の中で祈っておったタマリンドたまです(ー人ー)
でも、道案内がいるのでやっぱりあれこれ話ます。
M氏「えっとね、次の信号を右」
ま 「ほいほい」(車線変更完了 これは上手)
M氏「あ、まっすぐ」
ま 「え?」(即シャーっと左車線へ ( ̄■ ̄;)今左側確認したか?
たまたま車がいなかったからいいっすっけど・・・)
なんだか、観光バスが右脇とってもとっても近くにいる〜
M氏「なんか、ぶつかりそうだよ」
ま 「道が狭すぎるのよ」(神さま〜!! ヘ(*~▼~)ノ )
あ、でも基本的には安全運転で無事に着きました(神さまありがとうm(__)m)
さて、正式なお参りの仕方は「外宮」からです。
「外宮」は天照大神のお食事を司る豊受大神をおまつりしています。
それにしても、お正月も過ぎた平日、参拝者はあんまりいないんだろうな、と
思っていたらすごい人!!!
さ、さすがはお伊勢さん!日本人のこころの故郷。
そして、なんでもお伊勢さんでは本日22日までが「初詣」となっているそうで、
あら、計らずして「お伊勢さんに初詣」の念願がかなったタマリンドたまです
(^_^)v
ところで、お伊勢さんの正式名称は「神宮」
そう神宮の中の神宮なのです。そういえば、どこにも「伊勢神宮」とは書かれていない
パンフにも「伊勢の神宮」とある。みなさん「の」をお忘れなく!!
さて、M氏のガイドが始まりますが、詳しい、詳しい。普通じゃございません。古事記のあれこれも語っていただきましたが、申し訳ございませんがこれは頭に入りませんm(__)m
立ち入りができないようになっている建物があった。これは忌火屋殿だそうな。
忌火屋殿とは、日々供えるお食事の神饌(しんせん)をととのえる御殿で
神様の台所となのです。ここで2000年にわたって絶えることなく食事が作り続けられているのです。お米も、野菜も、塩も、味噌も、醤油も・・・すべて古式ゆかしき方法で特別に作られたものばかり
はあ、さすがはお伊勢さん。とにかく神事が2000年に渡って続いているのは、世界広しといえども、ここだけだそうですm(__)m
外宮の御正殿でまずは参拝。拝礼の仕方・・・えっと横目でM氏をちらちら見やりながら「二拝二拍手一拝」そうそう「ポンポン」でした。
で、参拝が終わってからM氏曰く
「この御正殿では、個人のことはお願いできないのよ」
な、なんじゃ〜そういう大事なことは先にいってよ〜(>_<)
「神さま、今のなしね・・・!!」
(・・・こんなんでいいのか?!)
外宮での参拝を終えてニッコリのタマリンドたま
で、ここが外宮か内宮か見分ける方法を一つ。
拝殿の前に階段がないでしょう。
2000年前からバリアフリー設計なのが外宮なのでした
(ちょっと詳しくなったぞ)
ついでに、外宮の拝殿は千木といって屋根の上の交差している木が「垂直」に
切ってあります。これは「食物を扱う外宮ですから「大地」を現しており、内宮の千木は「水平」つまりズバリ「天」を現しております。(なるほど〜)
で、さきほど、「個人的なお願いはできない」ということでしたが
それは、どこでするのか。ズバリそれは、多賀宮でございますm(__)m
多賀宮には豊受大神の荒御霊(あらみたま)がおまつりされております。
「荒御霊は個人のことを聞いてくれるのか。荒い方がキップがいいじゃない」
と思うタマリンドたまであった・・・・。
で、多賀宮では、改めて5つのお願いしましてパンパン(何をお願いしたかはヒ・ミ・ツ!)
え〜 雪隠姿のまゆみんの下にありますのが、「亀石」でございます。
そういえば、亀に見えますねえ。でも、まゆみんなんでそのポーズ?
で、風宮、土宮などに参りましたが、なんせ神宮の中には、14所の別宮
43所の摂社、24の末社、42所の所管社があるとかで・・・
そんなん回っていたら・・・「ぱんぱん」一括でよろしゅう・・。
さて、外宮から内宮へ、この距離がかなり離れている。
質問魔のまゆみんがM氏に問いかけます
「なんで外宮と内宮はこんなに離れているの?」
M氏おごそかに
「距離感を保つためでしょうね」
なんだか、わからないが車内は大爆笑になった。
まゆみ〜ん、前だけ向いてね!!
さて、昼時ちょい前になったので腹ごしらえに急ぐ。
しかし、人は益々増えていく。
いや〜 お伊勢さん さすがです。日本人の心の故郷といいますが
確かに確かに、まだまだその心受け継がれておるのですねえ〜
さあ、お昼は、M氏おすすめの「とうふ屋」
作りたての寄せ豆腐、あつあつの湯豆腐、あなご寿司などを3人でつつきあいながら
舌鼓(*^▽^*) 五十鈴川の川沿い眺めもとてもよく満足!!
さあ、おかげ横丁を通り抜けていざ、内宮へ。
本当にすごい人なんです。今日は特別な日なのか?!
ン〜、だってタマリンドたまがお伊勢参りですから〜
五十鈴川にかかる宇治橋を渡りました。
澄んだ清らかな流れ・・・
30年以上前の記憶が甦ります。
そう、私は一度家族旅行で昔昔、お伊勢参りにきているのです。
他の事はあまり覚えていないけど、
あの五十鈴川の美しい流れだけがくっきり記憶に残っていた。
全く変わらないで今も川は流れている。
さて、いよいよやってまいりました。本日のメインエベント
「御垣内での特別参拝」
そうです。「特別」なんです。
普通は、お賽銭を投げ込んでそこからパンパンですが
その内側にはいれちゃうんです。
M氏と一緒だから可能なこの特別参拝。
おそらく一生に一度のチャンスというやつだね。
で、まゆみんから事前通達をいただいておりまして
特別参拝なので「正装でお越し願いたい」
それもそのメールを見たのが出かける当日の朝。
正装って?! ワンピース及びスーツ・・・
ワンピースなんかもっていないよあたし!!
えー、これで正装に見えるかしらね??
それなりの格好をする。
これで断られたら私の運命だわ・・・
ちょっと悲壮な覚悟を決めて出発したのだった。
実を言えば、私はどうも「聖域」や「波動の高い場所」が苦手で
下手をする全身脱力症状が起きるのだけれど、
でもお伊勢さんはそんなことは全くなくて、とにかく空気がおいしい。
森が生きている。
それともあれかな?まゆみん&M氏の強力エスコートがきいているのかしら?
社務所で受付をする。ここでハネられたらおしまい(>_<)
私は、まゆみんとM氏の後ろに隠れて小さくなっていたら
自分で名前やら書かないといけないんだって。
・・・・・
・・・・・
(^_^)v無事に関門通過。
入学試験に合格した学生のように晴れやかな顔で
許可証をいただいて、堂々御正宮へ
フッフッフ
さあ、やって参りました。これより先は、撮影禁止なので
はいポーズ
で、いよいよ参拝です。
みなさんがお賽銭を投げ込んでいる横をすりぬけて
受付へ。
そして証明書を差し出すと、ロープで入れないようにしていた向こう側へ。
神官装束に身を固め、手にはあのなんていうですかね勺じゃなくて・・・
お内裏様がもっているやつに 履物がぽっくりじゃなくて、木製のまあるいやつ
((-_-;)だめだあ・・・)
とにかく時代を超えて正装している若い神官さんが「その先へご案内」
帽子、コート、持ちものは棚において
いざ。
神官さんに恭しくついて参ります。
そして白石が敷き詰められた神殿の中央に進み
「二拝二拍手一拝」ポンポン
外宮で学んだのでここでは個人のことはお願いしません。
お参りが済みましたら、また恭しく神官さんについて戻ります。
ここでは私語は慎むべし。
「ご苦労様でございました。お帰りはあちらから」
ふ〜、緊張の糸がちょっとほぐれました。
「今日はさすがにこの人で鹿はこないな」
M氏が呟く。普段M氏が参拝すると鹿がひょっこり出てくることが
多いらしい。今日はさすがに人の多さに尻込みか。
きっとどこからか見ているんだろう。
そして、やっぱり個人のお願いも大事なので
荒祭宮にも参ります。パンパン、ここでも5つのお願い
さて、戻る道M氏が石段の途中を指差します。
あの石は踏んではいけないのよ。
「なに?踏むと悪いことがある?」
「いや、天とつながっている石だから」
近寄ってみると階段の途中にある特に変わったことのない
平たい石。割れ目がはいっていてそれが「天」に見えるという
〜〜見えるような・・・。
手をかざしてみると確かにビンビン来る。特に割れ目の半分が強い。
試しに他の石段にも手をかざすが、全然違う。
お伊勢さんには、どうもたくさんの仕掛けがありそうだ。
他にも石が祀られているところがいくつもあった。
宇治橋に戻ろうというところで、M氏がまゆみんの前でかがんで
何かを拾い上げた。
一つの羽だった。羽といえば、まゆみんが描いた「光のラブソング」の
表紙として描いた絵が浮かんだ。おそらくどこかでつながっているのだろうな
と思った。真相がどれくらい明らかになるのかはわからないけれど、
つながっていることだけは忘れないでいよう。
痛い足をひきずりながら、全く手を抜かずに案内してくれたM氏
帰りに時間がなくなり、高速をぶっとばして戻ってくれたまゆみん
二人とも昨夜はほとんど寝ていないという・・・
私のためにたくさんの時間をさいてくれてありがとう!!
そして優しく迎えてくれた「お伊勢さん」ありがとう!!
どうやら脱「聖域アレルギー」に成功したタマリンドたまであります。
一皮向けて、これから益々パワーアップo(^▽^)o
<おみやげ話>
せっかくの「お伊勢参り」なので、証拠にお札と自分用に小さなお守り札、
子供達のためにお守りを二つ求めました。すごく混んでいて、お金を出したはいいが
なかなか品が受け取れない。押し合いへし合いで品の入った袋を受け取りやっと外へ。
で、中を確認すると
「あれ?自分用の小さな小さな札が見当たらない」
まゆみん達を待たせて、チェック。お札でしょ。お守り二つでしょ。
そして、よーくみたらもう一つ小さな紙袋があり、ちゃんと入っていた。
またなくすと悪いので、さっそくそのミニお札をお財布にいれてOK!
帰路へ。約束の時間があったのでまゆみんが高速を飛ばしてくれてた車中で
何気なく紙袋を覗くと、お札とお守りの入った小さな袋が二つ。・・・あれ?一つお守りがないよ (@@;)
小さな紙袋の中は空っぽ・・・?
さっき自分用のがないと探した時には、確かに二つともあったのに
まゆみんもM氏も確かに2つのお守りは見たという。
え〜いつのまになくした?それも中身だけ・・・
頭を捻るがうーむうむ。
確かに私は失せ物は多いが・・・でもあれからどこにも寄らずに
いや、トイレに行った。その時に紙袋を吊るす所に掛けはしたが
ひっくり返したりもしなかったよ〜。あの時にお守りが飛び出した?
うーん、袋ごとなくなっていたら万が一にもその可能性はあるけど
袋はあってお守りだけ・・・
消えましたか?・・・真相は闇の中です。
で、次の日。近鉄に乗って出発した私ですが
ふと電車の中であることを思い出した。
「あ、お札の入った紙袋・・・忘れた(-_-;)」
さっそくまゆみんに電話を入れると
「ああ、忘れたね。ついでに帽子も忘れているよ」
と落ち着き払ったお声(>_<)
出発前に
「忘れ物ない?」
と聞かれ
「・・・う〜んあると思う」
と答えたのは大正解でした・・・
(確率が高すぎます!!)
は〜 優しいまゆみんは私の元に送ってくれるそうです。
重ね重ねありがとうございますm(__)m

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