7月の珈琲は
「キリマンジャロ エーデルワイス農園 AA」です。
切れのあるしっかりしたボディーを持つ深煎りと
モカ、マンデリンとは違うさわやかで渋みのない浅煎りを
ご用意しました。
もともと私は深煎りが好きで、深煎りを究めようと
試行錯誤していましたが
浅煎りで酸味が好きなお客様にも喜んで頂ける
さわやかな酸味の物を焙煎し試しているうちに
コーヒー本来の酸味がとても好きになってきました。
そして、お客様の中にも酸味を求めるお客様が増えてきました。
その日の気分で浅煎りか深入りを選ばれるお客様もいらっしゃいます。
珈琲の酸味には、客観的に見ると2種類あると言われています。
ひとつは豆本来の酸味と
豆が酸化(老化)している酸味です。
その見分け方は、冷めた時においしいか、おいしくないか、
冷めても後味が良いか、悪いかです。
豆本来の酸味が味わえるのは、
焙煎してから「3日後から〜1か月以内」の豆です。
(なぜ3日後からかはまた後日)
今月のキリマンジャロは中煎りでももちろんおいしいですが、
バランスがとれた味わいを選ばれる場合は定番の物を選んで頂いて
浅煎りと深煎りを同時に味わうことはなかなかできないと思いますので
ぜひ、味の違いを楽しんでみてください。
エーデルワイスは、タンザニア最高峰のキリマンジャロの北部都市、
アルーシァの西170キロに位 置する、オルデニア地区内のエーデルワイス農園で
栽培されます。標高は高く海抜1、700m。
土壌は赤土で非常に肥沃な上に、年間降水量 はおよそ900mmと
豊富でコーヒーの栽培には最も適した条件です。
ヨーロッパアルプス、ピレネーに自生するエーデルワイス。
エーデルワイスの花言葉は「初恋の思い出」汗。
そのこゆくて甘酸っぱいイメージ?をお楽しみください。汗。