ついにこの日がやって来た。
明日はTHE NO EAR 6?7?年振りのアルバム『10 YEARS REVOLUTION 』のレコ発初日だ。
もう久々過ぎて何年前かもわかんねぇ(笑)
でも、何年経っても変わんねぇんだよな。
このワクワク感っ!!!!!
もう結成から10年経ったんだけど、思い返すと最初のアルバムを作った時から今までの間、ホント色んなことがあったな。
メンバーも変わったし、俺なんかギターから何故かボーカルに変わるし(笑)
メンバー不在の中、良い出会いがあって今のアッキーとヨシがメンバーになって。
思い返すと、まず俺がNOBでの活動が出来なくなって最初に動き出せたのがこのバンドだったな。
動き出せたと言うか、他のメンバーが「ノーイヤーがあるじゃん!」って背中押してくれたと言った方が良いな。
メンバーは大学時代からの仲間だし、俺がNOBをやっていたことも間近で見ててくれたわけで、俺がNOB出来なくなって、頭狂っておかしくなってた時に言われたその一言は本当に救われたし、心強かった。
久々のライブはステージに立てることの喜びを、立たせてくれたことへの感謝をすごく感じた。
でもワケンと雨宮とはよく飲んでケンカしたな…(笑)
ごめんやで…!
その分感動する瞬間も、沢山共有出来たな。
皆のバンドが忙しくなってもうノーイヤーとして活動出来ないんじゃないかと思って落ち込んだ時もあったな。
でも、俺達5人が他のバンドもやりながらこうやって10年続けて来れたのも、5人の頭の片隅にいつもTHE NO EARがあったからだと思う。
ぶっちゃけそんな練習やるわけでもないし、曲だってしょっちゅう作るわけでもないし。
でも、俺達が続けて行く上ではこのスタンスが一番良かったんだなと思う。
こんなスローペースなバンドのライブを楽しみに遊びに来てくれた皆にはホントに感謝です。
実は、アルバムをリリースしたいって話は去年の1月くらいからしてたんだ。
俺とワケンと雨宮と飲みながら「来年10周年だしアルバム出したいな」って。(飲む度にそんな話よくはしてるんだけどねw)
でも、ぶっちゃけ去年の1月の時点では気持ちではやりたいんだけど、実際は無理な状況だった。
だからこのまま10年経つけど何もしないまま過ぎて行くのかな…なんて心の隅ではそう思ってた。
けど、不思議なもんでまた去年の7月くらいに5人の足並みが揃うようになった。
なんかその瞬間に皆の気持ちは一つになってた気がする。
「アルバム作るぞ!!」って。
でも、久々の曲作りは最初ホントに苦労したな。
5人がノーイヤーの曲作りのやり方というか、なんか大切なもんを忘れてて5人の呼吸が合わなかったな。
ぶっちゃけちょっと焦ったよ。。。(笑)
でもその雰囲気を断ち切ったのはワケンの言葉だったな。
「俺達はもっとシンプルだっただろ!!」(みたいなニュアンスの言葉w)
あの一言で曲作りのペースが格段に上がったもんな。
みんなの体から涌き出て来るかの様に感覚を取り戻したもんな。
すげー楽しいアイデアも沢山出だし。
久々のレコーディングも今回は前回のアルバムの反省点を踏まえて、楽器隊は全18曲一発録りをした。
雨宮はエンジニアもやったからテメェーのドラムセットの横にパソコンを置いて録音ボタンを押してからドラムを叩くという荒業をやり遂げた。
ボーカル録りには甲府のバンドマン達が沢山参加してくれた。
10 YEARS REVOLUTIONのラップを歌ってくれたのはTHRHの田尻。
そして、アルバムのアートワークからフライヤー、Tシャツのデザインまで全部をやってくれたのはTHRHリョウヘイ画伯。
色んな仲間の力を借りて今回のリリースに繋がった。
この10年間沢山の人の世話になった。
色んな思いの詰まったアルバムが出来た。
これからもマイペースながらも15年、20年と5人で笑っていられるように俺らはやるわ。
とにかくこの10年間、俺達の事を支え続けてくれた人、応援してくれた人、仲間、先輩、後輩、家族、ライブハウス、すべての人に心から感謝です。
「ありがとう」なんて言葉をここで書いても到底足りるはずないので、すべては一本一本のライブに込めて返して行きます。
ここで書いたことをずっと胸に秘めて本数は少ないけどツアー行ってきます。
行く先々でまた色んなバンドの世話になってしまうけどみんなよろしくお願いします。
俺ら甲府の看板背負って恥じねぇようにライブしてくるわ。
最後、新宿で笑いながら泣けるように精一杯やって来るわ。
みんな夜路死苦!!!!!

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