夏になると
受験生じゃなくって良かったなあ と思います。
年末年始も
受験生じゃなくって良かったなあ と思います。
春夏秋冬 受験生じゃなくて良かったなあ と思います。
わたくし、早くから自分の才覚を見限りまくっておりました。
高1までは医者になりたかったけど、
早い話が自分の才覚を見限りまくっておりました。
無理
そこでどうするか。
母と叔母と祖母の出た白百合に入ろう。
へんに六大学とか入るより 私は女子大に入ろう。
そして 誰かいい人を見つけて、食べさせてもらおう。
結局好きになる人は 白百合?what?みたいな
日本人じゃない人とか、
地方出身で 「聖心なら知ってる」とか何の話の広がりにも
ならないことを言われたりするだけでした。
そんな私の苦手な科目は社会。
とくに、ある教科に関しては
大学は受かったものの卒業が危ういほどの
8点とか、そんな点数を取っていたんですよ。
だけど 先生が とてもいい先生で
授業は馬の耳に念仏だけど、人柄の温かい先生だなあ・・と
いつも癒されていました。(非恋愛感情)
ふくよかな感じの男性の先生でした。
中国語が得意で、けして上手とはいえない歌声で、
生徒にせがまれて中国語の歌を披露したりする先生でした。
「またお見合い失敗したよう〜泣」
なんていいながらも明るい先生は 生徒に大人気でした。(非恋愛感情)
顔は違うけど、雰囲気的には西田敏行とかかな?
そんな私が 卒業前の試験で そりゃ多少はがんばったけど・・
赤点ギリギリで 合格になっているではありませんか!
これは先生にお礼をいわなきゃいけない
ゲタをはかせてくれたんだ きっと
一年間のお礼を述べる意味でも 職員室に挨拶に向かいました。
"先生、点数おまけしてくれたんでしょうか!?"
ダイレクトすぎる。
なんてお礼言おう 口をついて出た言葉が
「先生、好きです」
あ間違えた
「東條・・」
「あっ、イヤ!ち、違う、ちが・・・・・」
「いいんだいいんだ、東條、いま聞いたことは
先生の胸の奥深〜くにしまっておくからな」
「いや先生、あの・・・・・・・・!」
「いいんだいいんだみなまで言わなくても。
東條、大学決まって良かったな」
「えぇっ!?あの・・!」
「ほら、もうじきホームルームが始まるから、もう行きなさい」
ガラガラガラ ピシャッ(職員室から締め出される音)
我、不可受諾生徒ノ恋・・・・
って。
オイ。
どーでもいい思い出話ですけどそんなことがありました。
ちなみに私は英語の小柳先生が好きでした


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