大学のサークル合宿の帰りに、車ふたつに分かれて
東京にもどったんですね。
で 東京駅でいったん降りて集まったとき、
一個上のモテ男子先輩
(サークル内で二股をかけサークルを一度
滅亡に追いやった罪人)がニコニコやってきて言いました
「こっちの車でねー、ずっとさっちゃま(東條のあだ名)
のわるくち言ってゲラゲラ笑ってたの」
片道
三時間も悪口が持つ女です。
東條です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ええと、皆様にお知らせしたいことがあります。
コメント欄にはもう書いたのですが、
ここに何度も登場している東條の愛兎であるローザが、
五月の二日朝に亡くなりました。
こうやってブログに書けるのは、
まだ、いまひとつ死んだ気がしてないせいです。
家族(動物を庭に埋めるのは基本的に反対)
に内緒で 庭にこっそり埋めたので、
まだそばにいる気がします。
ときおり、ローザのいたところに黒い影が走るのを見たりして
ローザ・・まだいるのかな・・と
よく見たらゴキブリが飛んだだけだったり
一晩、寝ないで抱いて看病しましたが、
ゼエゼエ言うローザは、朝の五時半に小さな呻き声をあげて亡くなってしまいました。
死のショックは、実は死ぬ6時間前に私を襲っていました。
帰ってきて ぐったりしていて、
抱き上げた途端に、もう死ぬんだな、という確信が私を襲いました。
そこが一番のショックで、あとは、、ただひたすらつらそうなローザの
そばにいてやるしかできませんでした。
はげましたり、なでたり、手のひらであたためてやったり
朝まで持てば、獣医さんに見せてなんとかなる
(帰宅後、異変に気づいて夜中一時に電話したら朝一なら・・といわれた)
何時間もたつうちに、こころのどこかで
こんなに苦しそうなら、
ラクにしてやりたい という気持ちが出てきたことも否めません。
元気になったところで、私はローザの可愛さに癒してもらうだけ
何も 返してあげれるわけじゃない
結局ローザを消費していくに過ぎないのです
いやしかし今回は庭に埋めれてよかったです。
家族は知らないけど。(東條の親を知ってる人、これ見てバラさないように)
4年前、10年近く飼ったウサギ・ミルクのときは、
火葬を余儀なくされることになって
それがどうしても耐えられず、遺体を手放すまでに三週間かかりました。
火葬を依頼するにも、どこも異常に感じ悪かったり
「お前葬儀屋だろ!もっと常識的に応対できんのか!」とキレそうになったりで
ミルクを預けたいという業者が見つからなかったのと
やっぱり、さみしくて燃やせなくて・・・ということと、
ある動物霊園の方の一言・・
「霊園の都合の合わない方は、いまは冷凍庫保存なさる方も・・」
のひとことで かわいそうと思いつつ三週間冷凍庫保存しました。
たかがウサギのことで・・と笑う方も沢山いらっしゃるかと思うのですが
私の中では、とても大きなことでした。
そのときに比べたらローザがすぐそばに埋まっているのです
それは とても幸せなことです。
花を添えたいけど、そんなことしたら庭に埋めたのがバレるので
毎日、手を合わせるだけですが とても幸せな気分です。
2004年ミルク死亡時は、私もまだ若かったもので
言い寄って下さる方も何人かいましたが
うさぎの悲しさで何もできない私を呼び出して
無理やりデートしようとしたり
うさぎが死んだの、と言っても それがどうした、といった感じで
自分の下半身のことで頭が一杯な様子で、
「殺してやりたい」と
殺意が沸いたものです。
たかがうさぎでメソメソする これだから女はバカだよなー
有無を言わさず やらせてくれりゃいーのにと
笑う人もいるかも知れません、でも
ミルクもローザも、血をわけた家族のような存在でした。
2008年、ローザが死んだ今回、私の周りに
そんな失礼な人はいませんでした。
人は 人の両親が死んでも その悲しみを分かちあえないのに
ましてやうさぎの死の悲しみなんて、理解できないと思うので
慰めも励ましもだいじょぶです、ただ周りが心配そうな顔で見てくれるだけで
感謝しています。
ていうか飼い主本人が まだ死んだ気がしてないからねー

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