自分をリセットしに行った湘南で、ナンパ師に出会いました。
春ごろだったと思います。
もー周りクドイのイヤなんで、わかりやすく書くと
海で一人になりたいのに一日ずっと付きまとわれたので、
私はこの人がキライです。
教えれば自由にしてくれそうな時があって、
携帯メールと番号を教えてしまったのは自分の罪
教えて、それじゃあ。と離れてくれるかと思ったら
ぜーんぜん離れてくれない。
私はあなたと話すために湘南に来たわけじゃない。
一人で海が見たかっただけなのに
島を案内させてくれ、いいや一人になりたいので、
とひとり島の神社に逃げると、出口でもちゃんと待ち伏せしていて
飲みに行こうと付きまとわれた
離れたかったので、帰るふりして駅まで
無理やり送り届けられて。
ヤツが帰ったのが見えて、
やっと離れられたぁーとこっそり一人で海に戻って
ボエーとしていると、いつのまにか後ろに立っていて
携帯には
「一人じゃ寒くて風邪ひくよん」
と入っていた
いろいろ細かいことはあったけど、
一人になりたい私にあの手この手でつきまとった
本当にブチ切れればよかったです。
でも、一人癒しに来た海で、人に冷たくして
悪い雰囲気にもなりたくなくて。
そんなところが思いっきりアダになったわけですが。
その日から半年間、彼からの電話がすごいがほぼ取ってない状況です
携帯番号教えておいて「わたし、付きまとわれてるの!キャー」
なんて書くつもりはありません。
今日の本題はここからなのです。
私が東京に戻っても、彼からの着信はしょっちゅうありました。
取ってないのに、その数が減ることはありませんでした。
メールも一切返していなかったが
(↑もともと昭和な人間なのでメールの返信は遅い)
ある日の夜中三時、知らないアドレスから(←ここポイント)
以下のようなメールが届いたのです。
ナンパ男の名前ははまじ(仮名)といいました。
↓
ちゃんと〓帰れたかな?
あまり寝る時間ないと思うけど、少しは寝てね〓〓
朝モーニングコールするからね〓
-はまじ-
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この「モーニングコールするからね〜」のメールは。
私ではなく、明らかに他の女に向けたメールです。
アドレスは違うが、最後に
-はまじ-
とあることから、そのナンパ男はまじのものであることは
間違いないようです。
このメールは、女子がナンパ師・はまじの部屋に泊まって、
仕事や用事があるから早めに帰ったあと打ったメールだと思います。
しかし、私は、読んだ瞬間、
「これはブラフだ!」
と叫んでしまったのです。
(※ブラフ...ハッタリ、威嚇、こけおどしのこと。)
これ絶対ハッタリだ。
私は女だ。男心はわからん。だけど女心ならわかる。
女として言うなら、この男の部屋に泊まる女はいないと思ったのです。
女子でカンチガイちゃんが、「私ってモテモテなのぉ」と
言ったところで、私は真実を見破れません。
「男から見たら、この人は相当魅力的なのかもしれない」
って。
だけど、男の「オレもてるぜ自慢」だけは
真実を見破れる。私が女だからです。
マエカレの家には、「女の落とし方」
「口説き方」なんて本があったが(そんな男と付き合うわたしって・・・)
そのマニュアル、大嘘がよく見られました。
「これ、書いてるの男だよねえ!?こんなことされたら女子怒るわよ!」
男性編集者が他の男を蹴落とそうとして書いてるのか。
このメールがブラフだと思う理由は以下。
・普通メール打ち間違えないだろ
・ほんの数行で他の女とエッチしたことが如実にわかるようになっている
・ナンパ師って、いろんなこまっしゃくれた駆け引き持ってる
幼なじみの男の子が、現在立派なナンパ師として活躍しているのだが、話していた駆け引きはいろんなものがあった。
付き合いたい女の子にはわざと「お前のことは好きだが、
付き合うことはできない」とわざと逆のこと言うとか。
一番すごかったのは、女装して横浜あたりのバーに行ってみる、
そうすれば自分がどんな男性についていきたいかわかる とか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・あの男と寝る女はいないと思う
これが一番の理由です。万が一にも女子がこの人に任せちゃおうかしら!
なんて気持ちになったとしても、その気持ちを天才的に削ぐというか。
わざわざはまじは違うアドレスで送ってきた。
そこが私は気になりました。
ブラフを送るにさしあたっての作戦だと思いました。
・私が一切メールを返さないので、着信拒否してると思っていると思う
なので、違うアドレスで確実にブラフが届くようにした
でも、差出人はわかるように 最後に はまじ と名前を入れていた
その後、いつ小説のネタになるやもしれんと、
電話を取って、「間違ってメール届いてたよ」
というとすっごい嬉しそうに
「やだなぁー仕事のお客さんだよー」
と言っていました。
わざと「ウソつき!女でしょ」って言われたいような
あえて下手な言い訳をしているところもなんだかなー。
「ウソつき。
・・・・・・あれ、ブラフでしょ?そんな女、ほんとはいないでしょ?」
って言えばよかった。
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みんな話伝わってるか?
東條湘南でナンパされる
↓
電話を二週間ムシする
↓
他の女に送るメールを私に送ってくる
↓
このメール自体ウソついてんじゃねーよ
と私は強く思う
↓
半年たった今も着信はある
こんなまとめ。
わたし、自意識過剰なんですかねえ。
でも、久々に会ったナンパ師幼なじみに言ったら
奴も「これ、ブラフだな」と言っていました。

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