東條は音楽が大好きで、(まーみんな好きだろうけどさ)
好きな曲を手に入れることに関しては貪欲なのです。
洋服やで、街中で。
これ!と思うと恥を忍んで大概聞く。
いまかかっている曲はなんですか
今までいろんな曲があった。
小さいセレクト系の洋服やでかかっているのは大概有線じゃない。
「あー 友達のDJが特別に作ってくれたテープなんで
曲名わかんないんですよー」
友達の!
DJが!
特別に!
作ってくれた!
オシャレ店員のヒトコトヒトコトに
みぞおちがバシバシ刺され感電死することも日常である。
そのテープを売ってくれ(世間ではこういう人をクレーマーと呼びます)
と交渉するもムリ。
じゃあ・・ジャケットを一着買うので・・お願い・・と
ダビングしてもらったこともあった。
有名な曲ならいいけど、タワレコとかHMVとか全滅で
通販でしか手に入らないしかもレコードとか
私を泣かすような曲たちもあった。
有名なヒット曲じゃなくても、脳にバシバシ来る曲は沢山あるのである。
こういうとき、ほんとネットがあってよかったと思う。
音楽の情報集めやすいもの。
先日、某駅ビルアトレで化粧直しなどしようと
ふと立ち止まったとき
またもや 「これいいな」な曲が私の脳を掴んだ。
近くのショップに駆け込んで
いま、ここでかかっている曲名はわかるかとたずねる
店員さん「有線なのでわからないです」
「まことにお手数ですが・・」
ヒマそうなので大してほしくもないパンツをいっちょ買って
調べてもらった。
有線のそのチャンネル名だけわかる。
翌日、その有線会社「ミュージックチャンネル」(USENとは
別会社)にPM7:00から7:03:47くらいまでかかっていた曲を
教えてくれろと電話する
調べてもらい、(しかも、候補の曲を試聴させてもらえた)
その曲名がわかった。
そのままmoraあたりでダウンロードすれば・・・・
無い。
その曲の入ったミュージシャンのアルバム自体が
廃盤になっていた。
ヤフオクで探す・・・ヤフオクなのにナシ!
アマゾンにも無かった。天下の密林がどうしたんだ!
で家の近く、都内、埼玉、30件以上のツタヤにも
レンタルはおろか販売もしていなかった。
もうだめだ・・・・
そんなときに
一件だけ、渋谷ツタヤにレンタルであった。
しょうがなく電車で行きましたよ。
その日埼玉に用事があったのでそこから延々渋谷まで。
ここでまた新たに問題が勃発。
このミュージシャンは、ロスで活動するミュージシャンである。
しかし名前が「ブラジリアン・モード」で
アルバムの名前は「ザ・スパニッシュ・ボッサ」
である。
オマエはどこの国のコーナーにあるんだ!!!!!!
洋楽にもないし、ブラジルもスパニッシュもボサノバのコーナーも
探してうまく見つけれられず・・
検索機でもなんとナシ!という結果に。
ネットで在庫さがしたらあったのに・・
店員さんに泣きついて、やっと持ってきてもらえた。
そこでちょっと交渉してみることに・・
返却とか渋谷まで行くの大変だし・・
中古CDとして払い下げてくれませんかのぅ・・・・・・・・・・
100回くらい謝って上と話してもらって
結局、判断できる権限の人がその場にいなかったので
レンタルにした。
返却は・・400いくらか払って宅急便で送ることにした。
渋谷ツタヤはそういうサービスやってるみたい。
そんなこんなで、やっと手に入れた
聴きたい人は渋谷ツタヤまで。
けっこう古びていました。
私が汚したわけじゃないです。
実はこの一曲だけなら、別なオムニバスCD(これも入手困難)
にも入っていたんですね。でもどうせ苦労するなら
このミュージシャンのアルバム全部聴いてみたいと思って。
でもよかったのは狙っていた・・最初の一曲目だけでした。
曲名「Mujer Manchada」 ブラジリアン・モードです。
私以上にこだわる・・音楽ヲタの知り合いは。。
浮かぶのは・・やっぱりミュージシャンの知り合いだなあ。
CDを買うにも、遠い異国の英語でもない国の曲なので
タイトルすら読めなくてCDは商標番号で買っているって人でした。
屋台が近くを通れば、
「この石焼〜いも〜の音程は・・・・・・・・・・・・・・
本来は中世の音程からクドクドクドクドクド」
すべての音にウザイほど いや実際ウザイ
ウンチクを沢山話してくれました。

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