ブチ子の抜け毛がひどいので、日本のウサギ獣医四天王の一人に連れていった。
ちなみにウサギを「きちんと」診れる獣医さんって貴重なのです。
やっぱり獣医といえば犬猫なのかな・・・
最近の獣医学科ではウサギの講義をやらないところもあるらしい。
ウサギのことよくわかってないのに診察して死んでしまう・・なんてこともある。
うさぎ好きの間では、どの先生がいいらしい、とか
情報交換も盛んである。
私の友達の話。
飼ってるウサギ・・・Dioくん(当時4才)
がエサを食べなくなってしまった。
友達は、あわてて近所の病院につれてった。
私はここで反対したのだ・・・
ウサギを「ちゃんと診れる」獣医を紹介するよって言ったのに・・・
友達も「いますぐ病院に行かなくちゃ!!」と不安だったんだろう。
Dioくんは・・・即入院で。おなかをあけての大手術。
点滴でなんとか生きてる・・という状態にまでなった。
「かなり弱ってるからね!!もう死ぬこと覚悟しといてよ!!!」
とさんざん脅かされ、治療費は総額で30万円。
(↑ウサギの治療でこんな金額フツーかからないですからね。
あっても・・大概一回数千円です)
Dioくんは・・・死を待つだけの状態になった。
私の夢に何度もDioくんが「タスケテクレー」って出てくるし、
うさぎネットワークを使って・・・ウサギ専門の名医を教えてもらって、
「ちゃんと行きなよ!!」と彼女に紹介した。
彼女も、それを心から望んだ。
「ぜひ行こう!」
友達・友達のお母様・私・ウサギで翌日ウサギ名医のもとへ。
この先生は、テレビでうさぎが取り上げられたときは、
うさぎコメンテーターとして出演するほど、有名な先生だった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・噛み合わせが悪いだけですね」
ウサギによくある病気で、「不正咬合」という歯の噛み合わせの病気だ。
おなかとか全然関係ない。
歯のかみ合わせが悪い→エサを食べたくても食べられない。
それだけだったのだ。
大手術とか、入院とか、点滴とか、全部いらんことだったのだ。
すぐさま簡単な処置が行われた。
近くで見ることは許されなかったのだが。。
顎の骨をぎっぎっ、と手で調整したようなカンジだった。
えさを受け付けず、一ヶ月点滴で暮らしていたDioくんは
・・・次の瞬間・・エサをがつがつと食べはじめた。
獣医「な〜んだ!おなかすいてたんじゃないのっ」
感動して・・
友達・友達のお母様・私の三人は・・
ぼたぼた涙を流して泣いた。
これ見てる人は・・ただのバカ?と思うだろう・・・・
当事者にとっては・・泣くぐらいしかできない・・ってほどの
超感動の瞬間だったのだ・・・
数千円で一ヶ月のクルシミから解放されたのである。
昼寝中。
あれから4年。すっかりおじいちゃんになりました。
話戻して。
ブチ子を病院に連れて行ったんですよ。

左腕の根元とか、毛が抜けてピンクになってるのわかる?
ウサギ界では話題の・・・
ウサギ獣医四天王の一人・きち動物病院へ。
きち先生は、うさフェスタでゲスト出演するほどのエキスパート。
(さっきのDioくんを救った先生とは別)
この病院のなにがすごいって、
ウサギ専用ダイヤルがあるんですよ。

病院のマークもうさぎ!!
早い話が、
抗鬱剤を処方されました。
原因はストレスとか、ヒマだからとか色々ありうるらしいのだが・・
毛をむしる→炎症が少しでも起こる→かゆい→
むしる→かゆい→むしるの悪循環だそうだ。
とりあえず毎日かゆみ止め飲ませて・・
抗鬱剤で幸せにして様子見・・・
一ヶ月で毛が生えました。
毎日、帰宅後に「キミ、かわウィ〜ネェ!」とか
オリラジ風に言ったり、抱き上げて耳をはむはむしたりしてたのが
重荷だったのだろうか。
最近はウサギ用に・・沢山走って遊べるスペースと時間をもうけ、
ご機嫌を伺っているが、ストレス解消は上々のようだ。

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