こんばんは、交通政策では久しぶりになります。
さて、今回は名鉄のダイア改正についてコメントを。
ダイアの詳しい内容については
http://www.meitetsu.co.jp/
名鉄のホームページにてダイアの詳細が見られますのでよろしくお願い致します。
さて、この中で気付いたことを少々。
1)列車種別名称の変更
従来、特急・急行・普通の3種類で構成されていた列車種別が特急においては快速特急と特急に、急行は快速急行・急行・準急の3種に変更になったことです。
以前の快速急行や準急の停車駅とは異なり、戸惑う部分が多いように思えますが、”快速”の名のついた急行や特急は従来の特急や急行とは違い、背景が白、文字が特急は赤で急行は白となっており、それほど違和感を持たせずに利用出来る工夫がされています。一方、準急の場合は全く同じであることが予想されているため、本笠寺や加納等が通過になったことによる違和感は感じるかもしれませんが、その他の利用者は分かりやすい表記にはなったと思います。
2)ダイア構成
事実をいうと、この部分が一番気になったところであります。
全般的にはそれほど違和感がないように思えますが、例えば、太田川方面発名古屋方面の普通列車を金山で10分待たせるとか弥富発着の準急の名古屋側に向かう終点と名古屋側から来る起点が違う点(知立行き、前後発)、特に前後発弥富行準急は少々違和感を感じています(どのように運用するのか・・・)。
また、1/29より東笠松駅が廃駅になる関係で、スピードアップがなされたのか、一部の岐阜行き普通は急行を新木曽川で待避しただけで発車したり、新清洲で急行に抜かされた後国府宮で快速急行と特急に抜かされ、新木曽川で快速特急2本のみに抜かされる列車、さらに新木曽川で急行が特急に追い抜かされることもあるなど、以前は堀田で行っていた待避作業を名古屋以北で行う場面もあるなど運用面では面白いダイアですが、利用するとどうなるのでしょうか?ちなみに、夕方以降は岐阜方面の列車は豊川発の快速急行が急行となり、豊橋発の急行が快速急行になり、豊川発の急行が新清洲で特急に抜かされ、国府宮では普通は特急・急行の順に抜かされます。
空港快速特急が神宮〜空港間ノンストップのため、常滑線内主要駅は特急が設定されます。ただ、空港で特急系15分ヘッドに設定しているのにも関わらず、神宮前には特急と快速特急の差が2分近くになっています。
ただ、空港快速特急の影響で犬山線の特急ダイアが荒れてしまっているのが気になります。少なくとも午前中や午後2時3時台は半田方面の30分ヘッドに空港快急の設定の方が夕方帰宅時の運用面でもいいのかなとも思います。今回犬山線の犬山方面19時台以降の特急が1本減ってしまいましたが、更に空港特急の延長線の列車も走りますのでその混雑は否めないでしょう。
あと、西尾線特急の名古屋〜西尾間折り返しと鳴海通過の件ですが、特急の短縮はやむを得ないでしょうが、鳴海通過に関していえば準急等の救済列車を設定してもよかったように思えます。
あと、準急に格下げになった西尾線・三河線起点の朝の元急行が豊明の併結の際に今は準急並に停車している豊川発の急行(種別変更無し、停車駅を微減)に抜かされたり、その関係で今まで走っていた岡崎発金山特急が廃止になるといったことや、鶴舞線直通列車に犬山線内急行が登場するとかいろいろありますが、今後注目すべきダイアになるかと私は見ております。
ということで、今日はここまでに。
今後もこのダイアの詳細について追って行きたいと思います。

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