千代「筑前、筑前」
三法師「ちくぜん、ちくぜん」
勝家「サルめにはかられましたでございます」
信孝「またしてもサルか!」
お市の方「勝家殿、わたしをもらってくれぬか」
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時は本能寺の変から424年後、日本とドイツ
サポータ−「日本!日本!」
マスコミ「ニッポン!ニッポン!」
ジーコ「ヒディングにはかられたは!」
クロアチア「勝ちをもろおてくれぬか」
であればいいのですが、今日の試合・・・・・・。
・・・・・・
結局引き分けかよ!!。
しかも、ブラジル2-0オーストラリア・・・・・・。
やはり、初戦の残り数分で、というのは非常に痛い・・・・・・。最終戦に持ち込み、他チームの動向も祈るしかなさそうです。
おそらく、今後の秀吉vs勝家+信孝連合軍も最初のカウンター(
清洲会議)→次の決戦(
賤ヶ岳etc)と戦線を進めたのでしょうか?
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あらすじ(
NHK公式ページより)
第24回「蝶の夢」6月18日放送
山崎に三万五千の兵を率いた秀吉(柄本明)は、光秀(坂東三津五郎)の軍勢一万五千を圧倒。近江に逃れようとする光秀を一豊(上川隆也)が追跡。ついに、一豊は光秀に対することに・・・。しかし、藪に潜む名も無き者の槍が光秀の胴を貫く。
『明智殿、何故ご謀反・・・・・・!』一豊が尋ねた時、『そなたは耐えよ。耐えて生き伸びよ・・・・・・』という言葉を一豊に残し、光秀は落命する。一豊は光秀の首を取らずに立去り、山中の寺に隠れていた千代(仲間由紀恵)や寧々(浅野ゆう子)を救出。長浜に戻った千代は、敗れた者の運命の悲惨さを知らされる。光秀の妻や娘たちは自刃。細川家に嫁いだ光秀の娘・玉(長谷川京子)は、城を追われ草深い味土野で幽閉されていた。
日が流れ、清洲城に織田家遺臣が参集。信長の継嗣を決定するのが眼目である。柴田勝家(勝野洋)は信長の三男、信孝を推すが、秀吉は信長の嫡孫、まだ三歳の三法師を挙げる。光秀を討った秀吉の発言は重く、三法師の擁立が決定、秀吉は天下取りの急先鋒に浮上。三法師は秀吉の手に抱かれ、諸候はその姿に平伏した。実は千代の働きで三法師は秀吉にすっかりなついていたのだ。織田家を秀吉の好きにさせてはならぬ、市(大地真央)は勝家に再嫁し、織田を守ることを心に決めるのだった。
三法師、というのは後の織田秀信。実は後に関ヶ原の戦いの前に一豊らと激突するわけですが、皮肉なことに。ただ、残念なことですが、三法師=秀信は、この清洲会議と岐阜城下での戦いの敗北以外あまり多くの話が聞こえてきません。
ま,ドラマの話になってしまいますが、千代になついた三法師君が後に一豊に襲いかかるとは思いもしないのでは^^;・・・・・・。しかし、このあたりのやり取りはドラマとしては楽しめました。
今回は、信長が本能寺に倒れたあとからの話で、ちょっと戸惑いましたが(しかも、やられた光秀と一豊の会話・・・・・・ま,あり得ませんが、最近の織豊系の家臣が主人公になる大河ドラマ「秀吉」や「利家とまつ」あたりも、考えてみれば光秀討ち死にに関してはあり得ない演出でしたね)^^;。ただ、「玉を斬れ、でなければ自害させよ」、細川幽斎の言葉は戦国の世、とは申せ非情かなと。
そういえば、清洲会議後の飲み会での一氏の一言「もう、織田の世ではない」の言葉。確かに、
三好長慶や
大内義興・
尼子経久連合(後に瓦解)が足利幕府を「仮に」再建しながらも、実質的な政権を得た形のように、今回の清洲会議も、真空化した織田政権の後継者を誰にするか、という非常に難しい問題であったのは間違いないのですが(豊臣→徳川と移ったときには、大名の後継者の中には秀吉政権自体を知らない逆「三法師」状態な大名も存在したが)、もし、再び織田家がそれなりの後継者をたてたとしても、それで収まるかというと、果たしてどうだったのでしょうか?もし、
信孝が後継者となっても、
信雄が後継者になっても、お互いの実母が違いますし(
信雄は
信忠同様、
生駒氏。吉乃とも言われる。
信孝は坂氏の娘としか記されていない)、それ故、互いに対抗心が強く、一説には不仲とされているため、場合によっては激突することもあり得るわけです(結果的には形式的に激突しましたが^^;)。
井沢元彦氏の「逆説の日本史」には
秀吉編が存在するわけですが、この本では明確に「秀吉が織田家を乗っ取った」と言ってますよね。この点は、「功名が辻」原本の作者である司馬遼太郎氏は「乗っ取ったのではなく、信長勢力の版図を広げた」という立場ですから、この辺りの違いも確かに評価が分かれてきますね。
最後に、一豊に「長浜城目付」の役を得ながら、柴田勝家との交渉で一豊の「城代」の職が無くなったあのシーン・・・・・・。就任したときの喜びとは裏腹の呆然ぶりが面白かったですね。
以上です(来週は、「
吉兵衛の恋」・・・・・・。戦と戦との間の小休憩的な話になるかと思いますが、気になりますね)。
追伸
三谷義昭様からの奇妙なコメントです(爆)↓
http://www3.nhk.or.jp/taiga/topics/honnouji/int_mitani.html
追伸2
石川さゆりが25年ぶりにドラマに出演。「功名が辻」の一役を演じます。
http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20060614-45594.html
ちなみに、放送は8/6の第31話「この世の悲しみ」の中での出演になりますが、「この世の悲しみ」・・・・・・。その前に家康と秀吉が戦いますから、その後の話なのでしょうか?となると・・・・・・。

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