名鉄西尾・蒲郡線が存続へ 沿線自治体、支援で合意(朝日)西尾・蒲郡市、名鉄に年2.5億円支援 2路線運行継続(日経)
ずいぶん前に、「廃線予定がらみ」路線に対して気になっていたころがありましたが、今回もその類です。
ただ、どうする?と訊ねながらも自治体がなんとかかわしているようです。
名鉄西尾・蒲郡線、西尾〜蒲郡間27.3Km。3年7億5000万円が西尾、蒲郡両市と吉良、幡豆両町が負担することで存続延長となった。
ちなみに市町村は、負担分1/3を愛知県による支援を求めているが、愛知県は「最大限の協力をしたい」。「最大限」ってところに、今の「TOYOTAショック」の余波が続いているということなのだろうか?皮肉だ。
ちなみに、2011年4月に吉良、幡豆両町は一色町とともに西尾市と合併、新「西尾市」が誕生する。一色、吉良両町とは三河線代替バス「ふれんどバス」の対策協議会のメンバー。吉良、幡豆両町は西蒲線の対策協議会のメンバーで、新・西尾市は「廃線」処理継続と「廃線まぎわ」の処理の二つを強いられる。
ただ、岐阜市のドタバタから見た600V廃線劇を目の当たりにした西蒲線の対策協議会にとっては、とりあえず凌ぐ形をとりながらも「いずれ」を踏まえた対応をしなければならない。
にしても、西尾〜吉良吉田間が「トランパス」対応、さらに「manaca」対応?ということを考えると名鉄も罪づくりであるな。
で、その名鉄が鉄道事業本部を名鉄バス発着場のビルから神宮前に移転建設するようで。
ちなみに名鉄バス等も移転し他のフロアを貸し出すというもの。
一方、運転部門が既に神宮前にある(神宮前乗務区)ため、管理部門である鉄道事業本部との統合となる。
『名駅地区の保有資産の有効活用について』(その1)神宮前駅東口での鉄道業務棟建設計画の概要がまとまる〜安定的な列車運行と事故・災害時対応力の向上〜(名鉄HP)

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