先日の中日新聞(名古屋版、市民版16頁)等で、那古野営業所跡地が売却されることが正式に決まった。
名古屋市交通局HP(「旧那古野営業所用地活用事業者の募集について」へアクセス可)。
http://www.kotsu.city.nagoya.jp/
広さは9400平方メートル。この跡地を来年の三月まで売却することを予定している。
ただ、現在も、バスの駐車・回転施設が存在するため、今回の売却に関しては1階部のバス使用部(駐車場や詰め所、すなわち運転手の休憩室)を残すことを条件とし、地域活性化や都市居住の促進等をも条件に出すことから、住居施設や商業施設等を含めたビル施設が建設されることが予想される。
また、その際の1階使用部分に関しては市交通局が負担する。
なお、用地は最低売却価格が設定されるが、これは来年の二月の不動産価格をもとに設定されるため、現状の価格とは若干高低差が出てくる。
この土地の売却益で名古屋市交通局の赤字を解消することが狙いになるが、今年の7月の評価は32億9000万円であり、若干の利益にはなるものの、赤字解消の道のりはまだ遠い。
追伸
先日、名古屋市交通局のバス停にて、路線の収支バランスをを示す営業指数が掲示していたが、これも名古屋市交通局の苦しい胸の内だろうか?

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