震災から5年目を向かえて復興かわら版の展示  震災後のまちづくり NPO光と風
    震災から5年目を迎えて「いいおか津波復興かわら版」の展示 

 平成23年5月、被災を受け心の傷が癒せぬ被災者の皆さんに分け入り聞き取り調査を始めました。その後、旭・いいおかの被災を後世に伝え、復興を目指す人達を紹介するかわら版を発行する目的で委員会を作りました。
 9月20日「復興かわら版―いいおか津波―」を発行することが出来ました。その後、月1回3000部の発行、平成24年2月(6号)からは6000部発行し、旭市・区長会のご協力により飯岡地区の全家庭に配布しています。
現在、被災者の聞き取り・復興の現状だけでなく旭市内の市民活動を取材して2か月に1回、7000部発行、飯岡地区には全戸配布し旭・海上・干潟地区には回覧されています。
 この編集・印刷費用については支援・協力しながら元気を生み出す「復興丼ぶり」の取り組みを行なった「銚子・旭・神栖を元気にする実行委員会」より売上金の10%を支援金として受け取り賄って参りました。丼を食べて頂いた皆さん、関係者のみなさんにお礼を申し上げます。
 震災から5年目を迎え、1号から42号(但し42号は3月1日発行)まで展示によりその歩みを辿りたいと思っています。これまでの取材した皆さん160名(個人)、その他170名で約330名となります。発行部数は25、000部です。
かわら版はこれまで写真等を使わず、似顔絵・イラストについて次の方のボランティアで掲載しています。
 1号から20号まで加瀬かおりさん(旧姓宮内)
 21号から36号まで山口加奈子さん
 37号からは南 隆一さん

 なお、1号は事情があり印刷したが配付は見送りました。今回、関係者の諒承を得て展示していますのでご覧下さい。

展示会場 刑部岬展望館2階
 期 間 2月13日から3月13日
 問い合わせ先 npo光と風 事務局 0479−57−5769

 展示会場
 
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 かわら版1号
 
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衰退する地域に活路となるか道の駅 その2  震災後のまちづくり NPO光と風
  震災から5年目 あさひの観光を担う道の駅季楽里・いいおか潮騒ホテル・旧飯岡中の現在
 平成27年7月いいおか潮騒ホテルの開業・10月道の駅季楽里の開設・12月飯岡中の移転など震災5年目を迎える中で被災した飯岡地区は無言の中で転機にある。この現状から将来を考える機会として復興まちづくりコンペを振り返ってみる。
 平成24年7月、個人・団体から応募、現地説明会を経て11月に39点の応募が寄せられた。その中から16作品が第1次選考になり平成25年1月19日公開コンペを開催、3月に表彰式となった。
 その中から道の駅・旧いいおか荘・飯岡中の応募作品を取り上げ現在を検証してみる。

その1「いいおかからの希望の矢」
NHKアートチーム(代表 茂野純司)による作品
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データでは無くコピーのため見づらいがこの提案は四つの希望の矢でコンセプトを示している。
◎一の矢 歴史・文化・資源の掘り起こし
◎二の矢 交流と活動の仕組みづくり
◎三の矢 観光と地域のまちづくり
◎四の矢 防災・減災のしくみづくり
 まちづくりのゾーンを A 飯岡灯台ゾーン B みなと公園・漁港ゾーン C 飯岡荘・飯岡中ゾーンになっている。
 今回のテーマに沿ってCゾーンは●「道の駅”旭いいおか」●「飯岡中学校」 ●「コンテナプロジェクト」この三つのネットワークの情報発信をe-oka syationとする。
 今から考えると最も現実的で興味深い提案となっている。
 例えば「道の駅”旭いいおか”」では移転後の中学校跡地を活かし地域の憩いの場となるように避難丘と一体の道の駅、そして日帰り温泉施設、屋外プールの整備、ここに歴史民族資料館を吸収・リニューアルする。
 飯岡中学校は卒業生の思いが詰まった校舎で校舎の一部を耐震補強し「学校に泊まれる」をテーマに温泉を併設した宿泊施設とする、など道の駅構想は飯岡中の跡地と一体的な整備によって観光誘致による経済の活性化を目指している。
この構想は学校の雰囲気を残しリノベーションして直売所・交流施設を担う「道の駅 保田小学校」のプロジェクトとほぼ重なっている。

◎2月6日、NPO光と風が事務局を担う円卓会議が開かれ、いいおか津波まちづくりコンペ作品の活用について提案があった。震災から5年を迎え、様々な提案は現実過程としてハードの面では表立って活用されなかった、ソフト面では今後とも活用できる豊富な内容が詰まっている、適当な時期に作品の展示を企画したい、などである。 
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    平成28年新年 衰退する地域に活路となるか!千葉の道の駅 その1
 昨年の10月、旭道の駅季楽里への出品に伴い何かと振り回された年末であった。止む無く正月休みは家族を引き連れ房総へ出かけ、その際に道の駅を見て回る次第となった。
 1日であったので南房総の3店を回遊した。みんなみの里、富楽里とみやま、昨年末に開設した道の駅保田小学校である。
 率直にいって[みんなみの里]は良かった。物産館と地元の野菜などの売り場が分かれそれぞれの考えが直に伝わった。物産館では陶芸・木製品など製作者が地元の人で構成されていた。野菜売り場では地元産がほとんどで他の2店舗に比べ2割ほど安かった。聞くと生産者が自ら生産ものを店に持ち込むからだという。例えば時期の金柑が1袋150円であった。私がもし生産者として販売すれば300円ぐらいで無ければ労を投じないだろう。
 いいかえれば10年後ぐらいに地域の生産者が年老いて新たな人材が生産者となれば文字通りの<金>となる値を生む産品が想定できる。
 こうした産品をいかに作り出して行くのか!道の駅に並んでいる当り前の商品に10年後の値札を付ける人材を募集したいという気持ちを強く持った。
 保田小学校は飯岡中の移転に伴う解体する事態もあって是非見聞したい施設であった。それによると平成26年12月126年の歴史に幕を閉じその誇りと魅力を発信する交流施設・道の駅として復活と新聞まで発行した。
 その内容は私が期待したように1階の各教室は地元の商店主が店舗として開業、2階は宿泊施設・温泉施設に、そして体育館は楽市として地域産品の販売施設に復活したのを文字通り確認した。
 地域の文化や人材がたっぷり蓄積されている。これからの地域の衰退を活路に変換する道の駅となり得るのではないか!思い起こすと平成12年に「いいおか津波復興まちづくりコンペ」に参加したグループの皆さんは何れもこうした企画を作り実現の可能性を提案した。しかし、率直にいってその労を報いる活動を主催者として実現していないのが現実である。
  

道の駅保田小学校 1階の教室は地元の事業者による店舗、2階が宿泊施設
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体育館は地元の産品の販売場所に
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 2階の宿泊施設 1教室に8名が宿泊できる
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15年前の飯岡の夏 「ジュブナイル」と今日  震災後のまちづくり NPO光と風
    2000年山崎貴監督作品「ジュブナイル」と<飯岡>
 先日、友人から新年の5日午後9時からBSプレミアムでジュブナイルが放映されますよ!と連絡があった。すっかり忘れていたが15年前の夏8月から9月にかけて映画の撮影が行われた。
 1週間位にかけて当施設がユースケの家として、そして、約1ヶ月に渡って飯岡があれこれ撮影の現場となった。
 この映画は主人公の物理学者神崎にSMAPの香取慎吾が主演、夏休みに 未来からやって来たテトラ という不思議なロボットと小年たちとの出会い、そして物理学者 神崎という青年との友情と冒険を描いた作品。
 飯岡の主な撮影現場は海辺里、飯岡港、飯岡中であった。飯岡中は新校舎の新設に伴い本年度中に解体されることになっている。これによって旧校舎は明治以降、飯岡で生まれ育った人びとの歩みが「公共施設等総合管理計画」という名のもとに一瞬して消滅する運命となる。
 数百年に一度といわれる大震災をわがこととして繰り込む時代にあって、地域の歩みの象徴である校舎をそう容易く葬ることがあっていいのか!考える新年であった。

◎ 喜元さんによる飯岡ロケ地ルポ パズーの望波亭「潮風通信」より
「海と風と太陽の岬へ」
◎ついでに旧飯岡町がロケ地になった岩井俊二監督「打ち上げ花火」ネットで見る飯岡町ロケ地めぐりより


 
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高橋順子・車谷長吉 作品展  震災後のまちづくり NPO光と風
        東部図書館で「高橋順子・車谷長吉 作品展」開催
 12月19日から来年の3月まで〜いいおか津波を語り継ぐ〜として飯岡町(現旭市)出身の詩人高橋順子さんと夫で5月に亡くなった直木賞作家、車谷長吉さんの著書や原稿など100点以上の展示がされている。
 東部図書館では作品展に当りホームページで紹介し、著書のリストを掲載している。貸し出しも行なっているのでこの機会に利用して頂きたい。
 「高橋順子を囲む会」ではこの作品展に協力、来年2月27日の講演会に向けて活動を進めている。
 ◎12月19日朝日新聞千葉版で「高橋・車谷夫妻の著書展示」記事掲載

 ◎ 2月3日東京新聞千葉版「励まされた詩で旭の震災を語り継ぐ詩人の高橋順子さんんを「囲む会」昨夏発足記事掲載

 ◎ 2月9日朝日新聞千葉版「旭から津波を語り継ぐ」地元出身詩人の講演会・文芸賞創設 記事掲載

 展示会場
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