2010/10/1

アヴォイドノートを飛び越えろ!・・・・  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第百九十一回目の今日は、先週の続きで「アヴォイドノートを飛び越えろ!」です。

先週までの金曜クリニックをご覧になりたい人は左のカテゴリー(またはこの記事のタイトル右側にある)「金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック」をクリック。この記事に続いて過去の記事全てを見る事が出来ます。チェキラ!

あー、あーー、

ご案内いたしまーす。

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■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)2010年10月28日発売
クリックすると元のサイズで表示します
VGDBRZ-0044/3.000円(税込)

赤松敏弘(vib)+佐藤浩一(p)+澤田将弘(b)+樋口広大(ds)=The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

只今先行予約受付中!(9/30現在)
■Tower Record
■amazon.co.jp
■disk UNION
■山野楽器
■新星堂
■ベガ・ミュージック・エンタテインメント
■Yahoo!ショッピング
■楽天市場

他のサイトでも順次予約が始まります。どうぞご利用ください。

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CD発売記念ライブ良い席のご予約はお早めに!

★11月4日(木)19:10- (3set) 2800円+オーダー
六本木『サテンドール』 予約03-3401-3080

★11月10日(水)20:00- (2set) 3500円
横浜『KAMOME』 予約045-622-5357

★11月12日(金)19:30- (2set) 3000円
青山・外苑前『Z-Imagine』 予約03-3796-6757


出演:赤松敏弘The NewQuartet
  赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ドラムス)
  ゲスト:井上信平(フルート)11/4のみ

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プレ・リリース公演

★10月10日(日)14:20-15:20 横濱ジャズプロムナード2010
 出演会場:ヨコハマNEWSハーバー
 出演:赤松敏弘The NewQuartet

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YOKOHAMA JAZZ PROMNADE 2010(Jazz Festival)
Toshihiro Akamatsu(vib) The NewQuartet
「赤松敏弘(vib)The NewQuartet アルバム“AXIS”完成記念第一弾公演」

横浜市内約100箇所のホール、ジャズクラブ、ストリートで繰り広げられる日本最大のジャズフェスティバル。 今年はNew Album『Aixs/赤松敏弘』(VEGA/2010年10月リリース)を引っさげてNew Bandで登場します。乞うご期待!
公式サイト http://www.jazzpro.jp/

○出演時間:平成22年 10 月 10 日 (日) 午後2時20分開演予定
√(ジャズフェスの為若干時刻が変更となる場合があります)

○出演会場: ヨコハマNEWSハーバー
      (横浜メディア・ビジネスセンター1F)
       横浜市中区太田町2-23,

クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します

○出演者:赤松敏弘(vib)The NewQuartet メ/ 佐藤浩一(p) 澤田将弘(b) 樋口広大(ds)

○料金:前売券¥4.000(1 day pass) /¥7.500 (2 days pass) /当日券¥5.000(1 day pass)

○1 day pass及び2 days passのお求めはJR東日本各駅のびゅうプラザ(東日本全域)、横浜市内各プレイガイド及び開催店等で8月発売開始。公式サイトではお得な割引券情報もアップされます。チェキラ!

○問い:横濱JAZZプロムナード実行委員会事務局
http://www.jazzpro.jp/

★10月11日(祝・月)20:00- 22:00- 松山シュガービレッジ2010
 出演会場:キーストン
 出演:赤松 + 渡部由紀(ピアノ)高橋直樹(ベース)河北洋平(ドラムス)

★10月15日(金)17:30-18:30 新宿・西新宿三井ビルサロンコンサート2days
 出演:赤松敏弘(ビブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)SUPER DUO

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こちらの公演も宜しく!
★10月16日(土)15:00-16:00 新宿・西新宿三井ビルサロンコンサート2days
出演:松島美紀(mar)マリンバ・ユニット(with峯尾未紀/mar)ゲスト:赤松敏弘(vib,mar)

他、10月はもはや毎年恒例の東海道・南海道・右往左往。
今年は10/7福岡(ホテル・ニューオータニ・博多/duet with宮下博行(p)/カワイ楽器のイベント・コンサートの為一般の方は御入場できません)で片道移動最長記録更新確実(片道1100キロ)。そこから横浜・松山・東京と日本列島南半分右往左往の4000キロ走破也。
我ながらタフやねぇ。。。。。。

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ライブ、イベントの詳細はコチラ→公式ホームページhttp://www.vibstation.com/

たくさんの御来場をお待ちしています。

秋のご案内でしたーー、あー、あー・・



さて、

先週からの続きです。途中からの人は左のカテゴリーで“金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック”をクリックして前の記事まで遡ってからご覧ください。

コード進行に乗っかって「何かをやる」時に、それぞれのコードスケールに含まれるアヴォイドノートをどのように乗り切るか、が相性の良いサウンドを出すコツというお話し。

先週はそんなコードスケールを横に並べて「決めた音」から単純にオクターブのコードスケールを演奏する、という「動機付け」をしました。
そこでも要注意だったのがアヴォイドノートを最初と最後の音で踏まない、という事。

演奏中にソコで踏むと楽器が爆発します(←嘘です)
いや、そういう仕掛けの練習用ヴィブラフォンとかマリンバとかあったらいいねぇ。
ううん・・・何人即死しているか、、、、想像するとちょっと怖い(笑)
でも、そのくらい「意識」して最初はアヴォイドノートと接しないと、コードの世界で怪我をします。

ただ単なるコードスケールの音階(任意に設定したスタート音からではあるが)を演奏しているだけなのに、目を目の前の譜面にあるコードネームに向けるだけで「この音、要注意」という指令が脳と耳から全身に伝達されるようになるまで、繰り返しこの練習を続けるのです。

■コードの変わり目のターンは要注意

一つのコードスケールを1オクターブ上がって降りるだけならアヴォイドノートの位置も、何度も繰り返す内に覚えてきます。
しかし、コード進行はどこで変わり目になるのかは作曲者しか予測を立てれません。

「さっきまで安全だと思っていた音が、コードが変わった途端にアヴォイドノートに豹変した・・・」

そんな事は日常茶飯事なのです。

「私はEからどんなコードでも音を発したい!」

そう思ってこのコードこ進行の部分に差し掛かったとしたら・・・

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ああ、、しまったーー!?

いえいえ、大丈夫ですよ。
ココは先週説明した通り、すぐにコードトーンに「半音」で繋がりますから、この二小節目の最初の“D”はアヴォイドノートだけど音が進んだ方向(つまり下行)が良かった為にセーフになるのです。

しかし次の場合はダメでしたね。

「私はどんなコードでも、なるべく“C#”から下に向かって音を進めたいゾ!」
と意を決してこのコード進行に差し掛かった場合です。

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二小節目のA7の頭に、さっきと同じ“D”が来るのですが、次の音が「半音ではなく」全音の“E”。
こうなると、A7のサウンドの中で異質となる“D”の音は他のコードスケールの音と同等に主張を始めてしまうのです。(もしも次の音が半音の位置にあるコードトーンであれば、その音に“おとなしく吸収される”のです)

では、このような場合はどのように対処すれば良いのでしょう。

答えは簡単です。

一つは、前の小節の最後の音を通り越した位置にあるコードスケール音まで行ってからターンする。
つまり、コードの最初の音にアヴォイドノートが来なければ良いのですから、ターンする位置とタイミングを変えれば良いのです。

もう一つは、ターンしようとして「あ・・アヴォイドノート!?」と気付いたら、一旦アヴォイドノートを飛び越えて再度ターンする方法。つまりどちらもアヴォイドノートとなる位置を次のコードの1拍めから他の位置へと移動させるのです。

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(クリックで拡大/以下同じ)

これまでココで説明したインプロのガイドでは最初からアヴォイドノートを省く形となるペンタトニック・スケールを使ったリック・トレーニングがありましたが、リックは短いフレージング作りのヒントとはなるものの、長いメロディー作りのヒントにはなり得ませんでした。

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それが、今回のトレーニング方法によって長い音列によるメロディー創作を可能とするようになります。
「フレーズで音楽を作るな」と言いますが、決してフレーズを作るのが悪いわけではなく、問題となるのは「どうしてこのコードの中でそういうどっかで聴いたようなフレーズを出すかねぇ?」という“根拠のない「とりあえずビール!的な音”を無くそう、という事。
それはアナタの個性を形成する上で大事な尺度とセンスの形成に結び付くのですね。

■コードスケールの中でフレージングを考える

「フレーズの大安売り」という言葉が聞こえるようになってから久しいですが、ここまでのスタンスを踏まえた上でフレージングについて考えてみましょう。
これらはあくまでも例で、これをこのままやったからと言ってアナタの個性が光るわけではありません。
しかし、コードの中で「何かを主張する根拠」にはなります。
根拠の無いところで闇雲に音を出すだけならそれはただのデタラメにしか過ぎないのです。

(1)根拠を定めて練習せよ!

音を動かすという動機作り。
それに最初は何かヒントが必要。
ヒントとなりそうな事をこれまでココで解説してきた事からピックアップして「根拠」に。

・今やっている「一定の音域」でフレーズを作る
・コードが変わってもなるべく近い位置で作る
・最も美しいのは「コードは変わっているのにまったく同じ音型がハマってしまう時」
・最初の音と最後の音にはコードのアヴォイドノートを入れない
・細かい設定は次の通り
 a.)コードスケール上に目指す音が無い場合は一番近くのコードトーンから始める
 b.)アヴォイドノートから始まる場合は一番近いコードトーンから始める

まぁ、箇条書きとかにすると「ややっこしいなぁ。。」と思うでしょうからやってみましょう。
それが一番わかりやすいしね。

「私はどのコードのフレーズもなるべく“G”から始めたい!」
そう思って、はい、スタート!

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わちゃー!? さっそく二つ目のコードF#7(b9)でアヴォイドノート踏んじゃってますぅ。。。

せっかく“G”から始めるって言うので、F#7(b9)の時とか、カッコ良くb9thの音から始めたのに・・・おしーっ!

ならば、こういう風にアヴォイドノートを飛ばして次のコードトーンを据えればいいじゃないか。

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ほらね。

ただ、この場合難しかったのがF#7(b9)の時に二つ目の音として3rd(“A#”)を使ってしまっている事。それによって自動的にコードスケール上の「次の音」がアヴォイドノートの“B”になっている点。そこでアヴォイドノートのさらに先にある5th(“C#”)までの跳躍を瞬時に連想出来なかったかもしれない。もちろん慣れれば全然問題はないのだけど。

そこで、もう一つ「根拠」を別の角度から持って、この部分を演奏してみよう。

すると、次のようなフレーズを作る事が出来る。

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ああ。なるほどね、ほうー。ふむ。
っま、そうだねーって?

いや、でもコレ「私はなるべく“G”からフレーズを作りたい!!」って気持ちから外れてしまうように感じるんですケド・・・・

そう思うかもしれないね。
そこで新しい「根拠」。

「異名同音」

どういう事かって?

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つまり、「Gから始めたい、Gのそばにいたい」という立派な意図を尊重出来ないものかを探ったら、二つ目のコードF#7(b9)は異名同音的に言うとGb7(b9)と言う事になる。

「Gの音」にこだわっているのだから、そこにある音がF#という感覚で捉えるよりもGbという感覚で捉えれば「気持ち的」にも納得が行くはず。
この場合、頭の中で最初の小節で作ったフレーズを移調するにも「フラットを二つの音に付ける」という感覚になるので連想しやすいのだ。(Aという音はF#7(b9)のコードスケールの中には無いので扱いが異なる)

つづく。。


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チェキラ!
★ビブラフォン ★ビブラホン ★ヴィブラフォン ★Vibraphone ★ヴィブラフォン ★ヴァイブラフォン ★ヴァイブ ★バイブ



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