2010/10/22

アヴォイドノートを飛び越えろ!・・・その2  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第百九十二回目の今日は、10月1日の金曜特集の続きで「アヴォイドノートを飛び越えろ!・・・その2」です。

前週までの金曜クリニックをご覧になりたい人は左のカテゴリー(またはこの記事のタイトル右側にある)「金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック」をクリック。この記事に続いて過去の記事全てを見る事が出来ます。チェキラ!

ご案内いたしまーす。

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いよいよ迫ってまいりました!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)2010年10月28日発売
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VGDBRZ-0044/3.000円(税込)

赤松敏弘(vib)+佐藤浩一(p)+澤田将弘(b)+樋口広大(ds)=The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

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★11月4日(木)19:10- (3set) 2800円+オーダー
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★11月10日(水)20:00- (2set) 3500円
横浜『KAMOME』 予約045-622-5357

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青山・外苑前『Z-Imagine』 予約03-3796-6757


出演:赤松敏弘The NewQuartet
  赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ドラムス)
  ゲスト:井上信平(フルート)11/4のみ

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(速報)
■10月23日(土)NHK-FM【ジャズ・トゥナイト】23:00-25:00(DJ:児山紀芳)
今週の楽器別特集は「ヴァイブ界展望」と題したヴィブラフォン特集。
ニューアルバム『AXIS』の曲も放送されます。
乞うご期待!

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さて、



ツアーなどで少し間が空きましたが、前回までのお話しは、「コードネームを見て音を動かすなら“意図を持て!”」ということ。
物真似も悪くはないけれど、いつまで続けていても仕方ありません。

「自立」した音を自分に持つ事が全てです。

で、

そんな中でも、音が動く、という時にどのような意図を持つかについて知ると、自分でいろんな応用へと発展できるので「アヴォイドノート」との付き合い方について説明しています。

前回はコードの変わり目に要注意、という事と、メロディーを「おおよそこの辺りの音、音域」と定めて作る方法について書きました。
その中で、やはりアヴォイドノートをどのように対処するかで決まる、という事がうっすらとわかっていただけたのではないかと思います。

では、今回はもっと「ザックリ」とアヴォイドノートと付き合いましょう。

■メロディーをテンションから作る

初心者の演奏を聴いているとコードトーンからメロディーを探っているケースを多く見かけます。
コードトーンから始めること自体が悪いわけではありませんが、限られた時間の中で素早く聴き手にインパクトを与える為には、バックグラウンドで鳴っているコードサウンドと同じ音を鳴らしても同化するだけでサウンドの面白味は生まれにくくなります。

そこでメロディーは単旋律であると同時に、コードサウンドの縁取りも兼ねる意味合いを強く打ち出して、バックグラウンドとの間に新しい「うねり」を生みだしましょう。

その代表が、それぞれのコードに含まれているテンションを有効に活用することです。

前回までと同じコード進行を母体に説明しましょう。

まずは、それぞれのコードのコードスケールをアナライズし、その中からテンションノートをピックアップします。
この時にピックアップしたテンションノートの中に含まれるアヴォイドノートもマークしておくのがコツです。

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(クリックで拡大/以下同じ) ×=アヴォイドノート

現在はこの譜例のように音符に書いて提示していますが、これを譜面を見ながら頭の中で想定する練習を行ってください。
やがて実践に入ると次々に渡される譜面で、初見の段階でこれらの見極めを行わなければ仕事にならないのです。

まずは「意図」、つまりこの場での自分の法則を設定します。

1.メロディーは一つのコードに対して2音とする
2.各コードに対して最初に出す音は必ずテンションとする
3.各コードの2音めは必ずコードトーンとする
4.2音めとするコードトーンではコードのroot(根音)を使わない

コードトーンの中でも、バックグラウンドで必ず鳴らされているコードのroot音をメロディーに含まないようにするのは、小節の中でroot音の重複を避ける措置です。メロディーの音数が少ない場合は特に注意。

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最後まで演奏してリピートした時からはこの譜面とは違うテンションから始めてみましょう。
この場合だとGMaj7は9thの“A”から始めると繋がりが良好です。

たった2音のチョイスですが、ひとつをテンションノート、ひとつをコードトーンとする事でサウンドは安定します。
両方ともテンションになるといったい何のコードの中にいるのかわからなくなったり、両方コードトーンではサウンドに面白味が足りないままです。
テンションは緊張感があり、ある意味不安定な響きでもあるので、片方に安定したコードトーンを置くと「動き」としてのバランスがとれるわけです。

次に、もう少し音数を増やしてみましょう。

その時にこんな意図(法則)を設定して練習してみましょう。

1.メロディーは一つのコードに対して3音とする
2.最初の音はテンションノートとする
3.二番目の音は一番近くにあるコードスケール上の音とし、アヴォイドノートも含む
4.最後の音はアヴォイドノート以外のコードスケール上の音とする

これまで避けて来たアヴォイドノートをメロディーに取り込む練習です。
コードサウンドてしては避けるアヴォイドノートも、メロディーの中で経過(経由)する場合には必要な音となります。但し、メロディーの到達点である最終音には使えません。
現段階はコードサウンドとの対比を確認しているのでメロディーの最初の音からもアヴォイドノートを省略しましょう。

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少しメロディーらしい動きが生まれてきました。
この譜例以外の音から始めたり、下行だけでなく上行のメロディーも自分で演奏してみましょう。
ただし、ここで決めた意図(法則)は死守すること。

つづく。


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